首があやしい

びりびり(挨拶)




すこし前、釣りに行った帰りのこと。
椅子に座っていたら腕が痛くなりまして。


テトラポットを登ったり下りたりしたので、筋肉痛かな?と思い、湿布を貼って過ごしていました。

でも痛みが1週間以上続くではないですか。筋肉痛にしては直らない。
寝る時も激痛が走り「うっ!」と飛び上がるくらい痛い。
筋でも痛めたのかなぁと思っていましたが、酷いときは痛みで眠れず、布団の上でうずくまっていることしかできない。



なんか変だなと思い、人生初めての整形外科へ。


先生に症状を伝えると、すぐに「上を向いて顔を傾けてください」という。
激痛。


先生「これは首が怪しいですね。MRIとレントゲンを撮りましょう」


首?
これまた人生初のMRI。磁力を使って体内の画像を撮れる機械、っぽいです。
磁力に反応して発熱してしまうため、身に着けているものは全て外す。湿布やヒートテック的なインナーも外さないとダメでした。

そしてMRIへ。
ベットの部分に軽く体を固定され、ヘッドホンを装着。手には緊急時に押すためのナースコール的なボタンを握らされました。


そのまま機械の中へ。カプセルの中に押し込められたようにとても狭く、身動きはとれません。というより動いたらダメなようです。
ガガガガガと騒音がヘッドホン越しに聞こえてきます。ヘッドホンには音楽が流れていたのですが、騒音に殆どかき消されました。
あと、ジワーっと身体が暖かくなります。


そのまま15分くらいじーっと我慢。閉所が苦手な人にとってはきっと大変。
MRIが終わった後はレントゲン撮影。


「もし変な病気だったらどうしよう…」と緊張しながら、先生に結果を言われました。


「首の骨が出て腕の神経に触っているます。首のヘルニアですね」


ヘルニアですか。
道理で湿布は効かないし、痛いわけだ!
痛むのは腕ですが、首が原因だったのです。


昔、母もヘルニアになって痛い痛いと唸っていたのを思い出しました。
私は軽度の段階で、まだマシだったみたいです。


治療は、痛み止めを飲んで自然に治癒するのを待つというもの。今のところ入院や手術の必要はないっぽいです。
重いものを持たない、高い所のものを取らないように注意してくださいとのことでした。
(首に負担がかかるようです)



そしてそれから。
痛み止めのおかげか、痛みは大分抑えられています。痛みで眠れないということは無くなりました。

ただ、時折ズキンズキンとは痛みますし、ピリピリと痺れもします。
健康時と変わらない状態のときもありますが、時折マウスを持つのも辛い程度の痛みは出ます。
痛みが出るタイミングはマチマチですが、夕方以降は調子が悪くなりがちです。


薬を飲むのが面倒なのと、あと自転車に乗れなくなったのは辛いところです。
自転車に乗ると、振動で腕(首)に響くのです。


今まで大きな病気になったことが無かったのですが、健康って急に崩れるものだと思いました。
健康には自信があったのに。



最近マッサージネタが多かったのは、こういう理由でした。
様子を見つつ、健康に留意しつつ、治療していきます。
そんな感じで、薬を飲みつつ、マッサージやリハビリも楽しんでいきます。