ヘルニア大体治った

温泉入りたい(挨拶)



去年の12月に首のヘルニアを発症しましたが、お医者から「もう通院しなくてもいいよ。リハビリも今月で止めていいよ」とのお達しがでました。
まだ、たまーに手が痺れたりしますが、5か月ちょっとかかってやっと治りました。

何かの参考に、ヘルニアの症状と治療について書いておこうと思います。
ヘルニアって人によって全然違うみたいなので、あくまで私の一例ということで。



まず発症。12月の頭ごろ、椅子に座っていたら何の前触れもなく右腕が痛くなりました。
痛いのは右腕だけで、釣りに行った帰りだったので、筋肉痛かなぁと思っていました。

でも1週間経っても治らないし、湿布も全然効果がない。
むしろ悪化していき、最終的には痛みで眠れない、眠った後も背中や腕の激痛で跳ね起きるといった状態に。いつでも救急車を呼んでもらえるよう、枕元に保険証を置いて寝ていました。


これはおかしいと、整形外科へ。
お医者に症状を説明すると「首が怪しいですね」とすぐ判断。MRIとレントゲンで「頸椎椎間板ヘルニア」との診断(ちなみに診療代は1万くらいかかりました。MRI高い)。
首の骨の軟骨が横に飛び出し、腕の神経に触っているのが痛みの原因でした。道理で湿布が効かないわけです。


手術とか嫌だな…と思ったら、私はまだ軽度だそう。
治療法としては、痛み止めを飲み続け自然治癒を待つというアナログなもので少し驚きました。
痛み止めは朝夕の2回飲む。
それに追加して、週1回のリハビリです。


首に負担がかかること(重いものを持つ、高い所の物を取る)は禁止されました。
ずっと趣味で自転車に乗っていましたが、自転車も負担が掛るのでしばらくお預け。乗ると実際に痛みが出たのでダメでした。
痛み止めを飲んで、久しぶりにゆっくり寝られました。



ここからは治療のお話。

痛み止めは毎日2回飲み続ける。
リハビリは、首に負担がかかるのは姿勢が悪いからということで、まずは姿勢の矯正。そして姿勢を正すためにお腹や背中に筋肉を付けるためのトレーニングや、身体に柔軟性を持たせるようなストレッチが中心でした。

リハビリ1回だいたい40分、800円くらい。



そして月に1回再診。
「症状どうですか」という口頭での確認なので、「腕が痛いですね」とか「まだ痺れがありますね」と答えると「じゃあ痛み止めを飲み続けましょう」って、1分もかからず終わる簡単なものでした。



症状としては、まず腕の痛みです。私は右腕だけ症状が出ました。
最初の2か月くらいは痛み止めの飲んでも鈍痛がありました。PCを使おうにも腕が痛くてマウスが持てない。特に肘回りが痛い。痛みは常に出ている訳ではなく、日に何回か突発的に出るので、キーボードなどは休み休み打つことに。
疲れが影響するのか、痛みは夜に出ることが多かったです。
車を運転していて、右を向くと痛みが走るなど、日常生活に支障が出ていました(首を右に傾けると神経が圧迫され痛みが出る)。
身体のバランスが悪くなるからか、人生初のギックリ腰にもなりました。本当に腰の痛みで立てなくなるんです。



3か月目くらいになると、痛みがだんだん無くなり、痺れが目立つように。
手が動かない!ってことではなく、「ピリピリ」という痺れが腕や手の平にありました。正座をすると足がピリピリするじゃないですか、あんな感じです。
こちらも日に何回か突発的に出ました。一度痺れだすと数分ピリピリが続きました。



そして4か月目後半くらいになって、やっと痺れもほとんど出ないレベルに。痛み止めも朝夕1回ずつだったものを、朝だけにしてみたり。
5か月目。GWに入り、試しに薬を飲むのを止めてみても痛みが出なかった。「また痛まないかな…」と内心不安でしたが、無事に治っていたようで一安心しました。



5か月目の再診で薬を飲むのを止めたことを伝え、ようやく冒頭の宣言です。
今まで健康には自信があったつもりでしたが、急に病気ってくるもんだなというのを思い知りました。
病気になってみて、治療の大変さや、病人に対する職場での風当りの強さなど、初めて分かったこともありました。
毎日薬を飲まないといけない、薬を切らしてもいけないというのは、中々のストレスです。


病気にはならないように注意し、周りに病気の人がいれば気遣いを。
治療には色んな人の協力が必要。そんなことも分かりました。


今回のヘルニアの原因は説明が無かったのでよく分かりませんが、生活習慣や姿勢の悪さが怪しそうです。
今は完全に治るよう、もう少し自己リハビリを続けつつ、体力も戻していければと思っています。