大腸カメラを受けてきた

ひりっ(挨拶)

 

 

大腸カメラの検査を受けてきました。

人間ドックで引っ掛かったので、精密検査ですよ。大腸カメラとか初めての経験ですよ。お尻にカメラを入れるとか正気の沙汰ではない。

 

 

検査の流れとしては

下剤をひたすら飲む→お腹の中がキレイキレイ→カメラIN

 

という感じ。簡単だけど、簡単じゃない。

 

まず下剤。モビプレップという名前で、ビニールパックの容器で出されるのですよ。2リットルも。

大きなペットボトル1本分ですよ。中々の迫力です。

それプラス、水かお茶も持参して飲みます。なので目の前には計3リットルの水分。

ちなみに、お腹の中が綺麗になるまで(出すものが無くなるまで)飲めば、飲み切らなくてもいいそうです。

私が検査を受けた病院では3畳ほどの個室があり、フカフカ椅子とテレビと専用のトイレがある快適空間でした。

 

 

まず下剤を15分にコップ1杯のペースで飲み、コップ2杯飲んだら水をコップ1杯分飲む。

味は少し酸っぱい(梅や柑橘系っぽい)スポーツドリンクのような感じでした。美味しくはないですが飲めます。

 

その後も下剤と水を交互にチビチビと飲みます。1時間くらいでお腹がゴロゴロとしてきたので、トイレへ。

出したらまた下剤と水をチビチビ飲む。

 

 

これを3時間半くらい続けました。待っている時間は暇なので、ウマ娘の育成をしていました。

最初は余裕かと思ったのですが、お腹を下すのって結構体力を持っていかれます。

そして、お尻の穴がヒリヒリしてきます。ウォッシュレットでも痛みを感じるくらい。あと水分を大量の取っているので当然オシッコも凄い出ます。

次第にグッタリしてきました。

 

下剤も最初はよかったのですが、次第に塩っ辛く感じるようになり、海水を飲んでいるような気分に。

何とか水とお茶を飲んで口直しをしつつ、トイレに。

 

 

もう殆ど出すものが水のようになったら(見た目はオシッコっぽい)看護師さんに報告。出したものを見てもらって下剤は終わりです。えっ、見るの!?って驚きました。

ちなみに下剤は少し余りました。

 

下剤を飲み終わった後、検査まで1時間くらい待ちました。その間もトイレには出たり入ったりです。

 

順番が来たら病院着(?)に着替えます。下は使い捨ての簡易的なズボンで、お尻側に切れ目が入っています。

 

点滴をしてもらいつつ、処置室へ。

台の上に寝っ転がって横を向き、膝を抱えるような姿になってスタンバイOK。

お医者さんの合図で、点滴経由で鎮静剤を注入されます(鎮静剤有り無しを選べたけど、有りにしてもらった)。

 

最初は効かないな?って思っていたのですが、すぐに頭がボーっとしてきて、気づいたら終わっていました。

 

麻酔とは違うので薄らぼんやりとした記憶はあるのですが、殆ど覚えていません。すんごい寝ぼけているような感じ。

多分時間にして30分くらい、痛みもなく終わりました。

 

終わったあとは目を覚ます薬を入れてもらい意識復活。

鎮静剤を使ったので、車の運転はできず迎えに来てもらいました。

終わった後も少しボーっとしましたが、すぐに着替えてお会計して終わり。ポリープがあったらしく、取ってもらい費用は2万円ほど。時間はトータルで6時間くらいかかりました。

 

 

下剤を飲むのは時間もかかり大変、というより出しすぎてお尻の穴がヒリヒリするのが大変でしたが、検査自体は痛みも苦痛も後遺症も無く終わりました。

病院によって鎮静剤を使うところと使わないところがあるみたいですが、周囲の話を聞く感じでは使う方が楽かと思います。

以上、大腸カメラの備忘録でした。

 

 

 

余談

検査が終わった後、看護師さんに「あまり鎮静剤が効いていなかったみたいですね」って言われたのが怖かったです。

いや、めっちゃ効いていましたけど!?検査中の記憶とかほぼないですけど!

何か受け答えしていたみたいで、別の人格でも目覚めていたの!?