ふるっ(挨拶)
しまなみ海道を走ってきました。
しまなみ海道は尾道と今治を結ぶ80kmほどの道で、風景が良くサイクリストの聖地とも呼ばれている場所です。
お遍路をしたとき、今治でしまなみ海道の道を示すブルーラインを見かけ「いつか走る!」と思ってきましたが、ついに念願が叶った感じです。
今回の出発地点は尾道になります。
10年ぶりくらいに来ましたが、駅前が大分変っていた印象です。特に自転車用の施設とサイクリストが増えて驚きました。
自転車は宅配便でホテルに送ってあり、最初の一日は尾道を散策し、2日目からスタートです。
尾道から3か所ほど渡船が出ていますが、私は駅に一番近い渡船で、向島へ渡ります。
5分ほどの船旅で、お金は自転車代を入れて110円でした。
しまなみ海道へ入ると、すぐにこの青いラインがあります。
それに沿って走れば、ゴールとなる今治まで着きます。距離も書いてあるので、ペース配分の参考になります。
しまなみ海道は、基本的海沿いの道を走っていきます。
瀬戸内の海と島々を眺めながら走るのは最高な気分です。
島と島の間は橋を渡ります。
橋は高速道路と一緒で、自転車や歩行者用の道が並走しています。料金は無料でした。
橋を渡っているときは視界が開け、眼下には海や船が見えます。
まさに海の上を走っているような絶景です。
橋は標高が高めの場所にありますが、登り坂は緩やかに作られているので、のんびりと登っていけます。
しまなみ海道全般的にも、それほどキツイ坂はないので走りやすいです。
県境も越えられます。
宿は民宿なぎささんにお世話になりました。
ご飯がとても豪華で、近くに温泉もある素敵な宿です。
距離的にも、ちょうどしなまみ街道の中間あたりなので、拠点にするにはちょうどいいです。
しまなみ海道には、途中にお食事処や美術館などの観光スポットもたくさんあります。
私が寄ったなかでのおすすめは、大山祇神社です。
伊予の国の一宮で、境内もとても広く立派な神社です。
古来から信仰されており,特に甲冑関係の重要文化財や国宝の数は全国の大半を占めるという話で、宝物館にはそうしたお宝が展示されています。
様々な著名人も訪れている、由緒ある神社なのです。しまなみ海道のコースから少し外れ、峠を越える必要もありますが、寄ってみる価値があります。
美味しかったものとか。
はっさく大福は有名なのですが、シーズン的に無かったです。
でも金柑大福というものがあり、これがまたおいしかったです。
映日果さんのカレーうどんや、イチジクなどを使ったデザートもおいしかったです。
他にも村上海賊の資料館があったり、国宝のお寺があったり、いい感じの商店街があったり、しまなみ海道のみどころは沢山あります。
一泊二日では見きれません。
サイクリストは本当に多く走っており、外国の方の沢山走っていました。世界的に有名みたいです。
良い道でした。
他にもとびしま海道など、いくつか道があるので、また走りにきたいスポットです。