大島旅行

ゴジラが(挨拶)


友人たちと伊豆大島に行ってきました。
自転車を担いで輪行し、サイクリングです。


船は、行きはフェリー、帰りはジェット船を使いました。
フェリーの場合、袋に入って直接船内に持ち込めば無料。預けると500円です。
担いで船内を歩くのは大変なので、預けるのがおすすめです。
ジェット船だと1000円の手荷物料がかかります。




岡田港

大島には元町港と岡田港があり、天気が悪いと岡田港になります。
今回は行き帰りとも岡田港でした。

中心街は元町になり、そちらに宿もとったので、まずは元町を目指します。
距離にして7kmほどです。港からはいきなりの上り坂ですが、少し走れば元町までずっと下りです。


今回お世話になったのは交楽荘という民宿。元町の港からすぐ近く、街中にあり色々と便利です。温泉も近いです。
宿に着いたら荷物を預かってもらい、すぐ近くにあった早朝からやっている食堂でご飯を食べ出発です。


本当は時計回りがおすすめらしいのですが、岡田港方面へ戻る感じになってしまうので、今回は反時計回りです。




バームクーヘン


大島の噴火の跡である地層。
この地層のおかげで大島の火山研究は進んでいるとのこと。
道路を作るために地面を削ったので、こうして見えるようになったそうです。




鵜飼商店さんのコロッケ


波浮港を眺めながらコロッケを食べます。
この港は穏やかで、漁船が出入りするのを見つつ、揚げたてのコロッケをほおばります。
鵜飼商店さんは注文してから揚げてくれるので、あつあつサクサク。おいしゅうございました。


波浮港までは大したアップダウンは無いのですが、ここからはしばらく山の中へ入るため、トイレ休憩や水分補給が必要です。
ここから6kmくらいは延々と登り坂です。
休憩しつつヒィヒィ登ります。


途中、月の砂漠入り口という看板がありました。
周遊道路から追加で3kmの急な上り坂。行きました。


水は少なくなり、お昼に差し掛かり少し焦り始めたころ、日本で唯一という砂漠「裏砂漠」へ着きました。


一面の黒い地肌。
それが360°周辺全部。かつての噴火の痕跡でしょう。

今回の大島で一番印象に残ったのがここの風景でした。
ここまで来たのは大変でしたが、汗を流して着いた価値はありました。


月の砂漠入り口からは殆ど下り坂。一気に走り降ります。



ロバ


下りた先には大島公園動物園がありました。入場無料という太っ腹です。
無料でも、ラクダやエミュー、ワシやフランゴ、カピパラにレッサーパンダにと、中々のボリュームです。
十分楽しめました。


雨がちらついてきたので、急いで宿へ。
そして近所のスーパーで大島牛乳やおやつなんかを買ったりし、晩御飯です。
交楽荘さんは自家製の野菜を使っているそうで、お野菜もお刺身の焼き魚もおいしゅうございました。
洗濯機も100円で使えます。


ご飯の後は温泉です。
御神火温泉まで歩いて10分くらい。一日の汗を流しました。


帰ってきたら、皆気を失うように寝ました。



翌日は朝から雨。自転車は使えそうになくどうしようかと思っていたら、宿のおかみさんが、荷物や自転車を置いておいてもいいと言ってくれました。
自転車は物置に入れてもらえていたので安心です。
自分はバスで資料館へ、他の二人は山へ行ったり釣りに行ったり様々。


大島は巡回バスが30分から1時間に1本くらいのペースで走っています。
雨なので助かりました。

資料館で火山や島の歴史を知ったあとは、釣りに合流です。小雨でも強行しました。





大漁


入れ食い状態でした。
魚の群れがいるのが良く見え、針を下した瞬間に群がって来ます。ここは生け簀か!?ってレベルでいました。



元町から岡田港までは、バスで移動しました。
輪行袋に入れれば、バスの荷室に自転車を積むことが出来ます。雨が降っていたので大助かりでした。
(ただ、荷室が無いバスや、荷室が一杯になったら断ることもあるそうなので、基本は自走がいいそうです)


帰りのジェット船は少し遅れましたが、無事に帰って来れました。

自転車、観光、温泉、釣りと、存分に楽しんだ2日間でした。
自転車旅行にはとてもいい場所です。
三原山や他の観光施設は回れなかったので、また行きたい所存。釣りでも大物を狙います。