教授を待つ

こどもの日らしきこと何もやってねぇ(挨拶)



ちょっと前に書いた、手伝うだけで他の教授に「人格者だ」と褒め称えられる教授のところへ行ってきた。

明日からの授業補佐の打ち合わせである。



メールでは「5限後来てくれ」とあったので、その時間に研究室へ。

閉まっていた。つまりいねぇ。



人格者である私は待つことに。
程なく別の生徒2人組が研究室の前に現れた。別の授業の質問があってきたらしい。

話したら1年生のようである。別の授業のことで来たとのこと。



まあ他の生徒も呼んでいるならすぐ来るだろうと、待っている間1年生に「散々こき使われるから覚悟しておけよ。まじ酷い」と忠告しておいた。

目を輝かせて「貴重な体験ですから」と答えられた。ああ・・・昔の自分と一緒だ。ウン年後後悔するなよ。



久しぶりに先輩っぽい感傷に浸りつつ教授を待つが来ない。
そうしたら1年生がプリントを持ち出し「今日説明会があるんですよ。いない場合は事務室に来いって書いてあります」



打ち合わせはどうなっているの。なぜこちらにはその連絡がないの。
人格者たる私は気にせず事務室へ向かう。案の定いねぇ。



仕方ないのでまた研究室に戻り待つ。待つ。なぜか1年生たちの授業の質問に答えつつ待つ。
足音がするたび1年生が喜んでかけていくが、別の教授である。まだ会った事がないらしい。
それを3回くらい繰り返していたらやっと現れた。



教授「別の教室で説明会を開いていたんだよ。一人も来なかったけどね」


おい教授、この時間に研究室に来いっておっしゃってましたよね。一言あってもいいのではないかと



己を人格者で押さえ込みつつ、とりあえず1年生の用件を済ませる。


教授「ああ、この説明会やってたんだよ。ほらここに書いてある」



さっき1年生が持っていたプリントに書いてあった。おい1年

それ以前に教授が私に伝えておけば良かったんだけど!





(毎度ながら)大変さを予感させる。
この1年生たちには人格者を継いでいただきたい。