授業を支え

麦茶おいしい(挨拶)




授業を補佐するというバイトをしている。
この授業は毎回講師の先生が変わるというものなのだが、今日は毎回来るはずの顧問の教授が休みだった。

つまり円滑な授業は私の働きにかかっているという重大な日なのである。
・・・といっても大してやることは無いから適当ですよへーん。




今日の講師の方からは事前にDVDを使いたいと言われていたので、事前に機材室のお姉さんから秘密の課外授業を受けて準備OKですよ。



講師の先生に会い、挨拶をし、プリントを受け取り教室へ。
つつがなく授業開始ですよ。





・・・と思ったら



講師「じゃあこのDVDをお願いします」


「おういぇ・・・え?」



まさかのDVD−R

嫌な予感がしつつ、プレーヤーに差込。



「読み込めません」

ですよね。



もう授業は始まっている。
しかし慌てない。ボクには機材室のお姉さんがいる。ダッシュで教室を飛び出しお姉さんに助けを求める。



お姉さん「どうしたの?」


「DVDが、DVDが・・・うああああああん」


どうでもいいですが、私は妹との二人兄妹。姉が欲しかったです。



事情を説明したら、DVD−Rは別のプレーヤーが必要とのことである。
お姉さんがそれを取り出し、一緒に教室へ。そして無事にセッティング完了した。

わーいわーい!お姉さんありがとう!



お姉さんに感謝しつつ、あとは講師の指示を待つだけである。再生ボタンを押すだけらしいで楽勝である。


講師「ではお願いします」


はいはい。再生、と。



映らない。


またお姉さんと再会である。いやぁ、よく会いますね。



お姉さん「あ、ごめんなさい。設定間違えてました


お姉さん、ボクを裏切ったね!でも許す!





そうして無事に(?)DVDは再生された。

なんだか疲れた。
DVDでは戸惑ったけど、ほかは乗り切り、授業を終わらせることができた。



色々とイレギュラーがことが起こったけど、冷静に対処すればなんとかなるのかなという教訓を得た。

次からはこの経験を活かそうと思う。






〜余談〜

機材室のお姉さんがDVDのセッティングをしているとき「一時停止」を押したらしく、授業中に勝手に映像が流れて「笑いとってますね」と突っ込まれたり



講師に「一緒に入っている、別の映像を見たいんだけど」と言われたが、そんなん初めて扱う機材だしそもそもDVD−Rにチャプターとか無いんじゃね?
と思ったら案の定出来ず「めんどくさそうなのでいいです」と言われたり。



冷静に、対処ですよ。途中で楽しくなってきたぜ。
授業後に食べた冷やしたぬき蕎麦は美味しかったです。