血は争えない

継がれてる(挨拶)




いまレポートを書いている。題材は地元の歴史について。

いやね、地元のことなら簡単に出来るかなぁっと軽い気持ちで始めたんだけど、これが結構面白い。
資料に親父様の実家のことが載っててね




そしたらあら不思議。色々と自分に繋がることが出てきたのよ。




まずウチの家系は神職のお家に仕えていたらしい。

自分が巫女好きなのはそのせいか!?


いやいや、それにね。自分神職を目指していた時期があったのよ。もし今の大学に入る前に受かってたら神主修行をしてたね。



あと地元の神社の踊りやらお告げやらを全国に広めたらしい。

で、その踊りが去年旅行に行った初島に残ってるの。もしかしたら自分のご先祖様が伝えたかもしれない。そいでその場所に自分は偶然降り立った。そう考えると運命というものを感じるね。



次に自分のひいひいおばあさんは昔話に詳しい人だったらしい。そのおばあさんのお話が本に載っているのよ。

自分も今こうして民俗学なんかかじっちゃっている訳で。



それと幕末にウチの先祖は大工をやってて、中々の名工だったらしい。偶然いま大学の教授に木工をやらないかと誘われている。



その大工の息子、じいちゃんのじいちゃんはウチの地区で最も早く自転車に乗ったそうな。

自分もチャリダーだ。というか初島にもチャリで行ったんだよなぁ。




なんというか、全部偶然でしかないんだけど妙な因縁を感じた。全く持って不思議。
これも性とか業とかいうのだろうか。




ちなみにいま読んでいるこの資料は地元の人(ちなみに同じ苗字)が書いた自費出版の本。いわば同人誌。

あなおそろしや。