ビワの秘密

サンダル欲しい(挨拶)




少し前にビワを食べた記事を書いた。



おすそ分けがあったのか、研究室に行ったらビワが置いてあり「食べる?」と先輩に勧められた。
この時期のこの学校はビワを中心に回っているに違いない。




s「いや、自分はもう食べました」


先輩「あ、食べちゃったんだ」



・・・ちゃった?
なんでしょうその言い回し。何か引っかかるではないですか。



s「なんかあるんですか」


先輩「実はこのビワは『いわくつき』らしくてね」




そんな伝説みたいなのがウチにもあったのか。
多分、ろくでもないことだ。



s「・・・どんな」


先輩「通称『留年ビワ』。食べたら留年すると言われているって。」






留年ビワ
これで数十人いける



あひいぃいいいい!?

食べちゃったよ!甘くてジューシーで美味しかったよ!
ってか勧めるな先輩ども




先輩「実はボクらも先輩から勧められてね。もちろん謂れは食べてから教えられたよ。」




今、講師をしている先生には、ウチの先輩がいる。
その人が持ってきて皆に食べさせたらしい。


こうして伝承は受け継がれていくんだね。





先輩「いやもう5年学校にいるから問題ない」


先輩2「俺もどうせ今年も卒業できないし」


先輩3「みんな平気じゃん、大丈夫だ」




いやいやいや、自分はちゃんと卒業したいっすよ。
否定するところは否定しつつ、機会があれば後輩にも美味しいビワを食べさせたいと思った。