ドリフトォ(挨拶)




今日でバイト3日目となる。

物覚えの悪いsunsonはそりゃあもう毎日指導員さんの怒声を幻聴しつつ、うなされつつ、脂汗と冷や汗を流しながら復習ですよ。


怖いよ怖いよ!



どこで聞いたか忘れたが、物事に慣れる段階には「3」必要だと聞いたことがある。
例えば初めの3日、次に3ヶ月、そして3年と言う風に。


となると、今日で一皮むける道理。




未来への咆哮でテンションアップし、小さなてのひらを聞いて心を落ち着かせながらバイトへ
(いかん、後者は思い出し泣きしそうになった。渚ぁ・・・)




「それじゃやってみようか。じゃあまずアレ」


たしかコレコレコレと


「次にソレ」


え〜とホイホイホイ


「ちゃんと覚えてきてるじゃない」




ふぅ〜、どうやら何とかなっている様子。
3の法則は流石だな。


その後もチョイチョイと復習+失敗しながらなんとかこなす。
おお、何とかなっているじゃん!イケル





そう思ったら


ピーピー


「「オーダーです」」


えっ・・・・・・・・・ナニこの長い注文シート。団体さん御来店ですか





「さあ、動く!」

サーイエッサー!





え〜と丼がいくつだ、これならこの材料を・・・


「ほらうどん!!」



それがあったか!?



「ほら次何ができる!?ほらオーダーよく見て!」

「それをまず先に!ほら、レンジ!!」



え、ちょ待っ



「そば入れて!うどんも!」

「茹で上がったらすぐすすぐ!!」


あひぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・!







パシャッ


ピトピトッ


うどんを茹でているお湯が跳ねた(推定100℃)




熱ぃぃぃいいっぃいぃいい!!!



あちゅい!あちゅいのがかかったのぉぉぉぉお!!!ジンジンしちゃってるのぉおぉぉぉぉおおおおおおおお


水!水!冷さな・・・



「ほらレンジ終わった!次入れて!うどんもすぐっ!!」


あああああああ




ピーピー


「「オーダーです」」



ひぃぃぃぃ、もう無理ぃぃぃぃぃぃいい
これ以上はだめぇ、だめなのっぉおぉっぉおぉっぉおぉおぉ!!






大変だった。

にわか仕込では全く歯が立たない・・・。覚えたつもりでもミス連発。デュアルコアでも搭載しないと駄目とか思った。


でも仕事場の人たちは皆親切で雰囲気はナイス。

失敗したら熱した油とかぶっ掛けてくる人とかが居なくて良かった。





「お湯がはねた?赤くなるだけだから平気だって」

ですよね!




「今のはそよ風が吹いたくらいかな。台風が来たらもっとス・ゴ・イ・ヨ☆」

マジっすか