地元からの客人

ヤツは社会人(挨拶)




ブルルルルル(メール着信)




F「今日暇なら遊ばないか?」



・・・・・・ん?なんだ自分寝ぼけているのか。
ヤツがそんな事言うはず無い




Fは地元の友人。ここは東京。つまりヤツは居ない。

間違いメールだと思って無視。再び寝る。





ぶるるるるるるるる(着信)


F「もしもし、今日どう?」


どうやら夢じゃないらしい。



話によると来週に東京に用事があったのだが、間違えて今日来てしまったのだとか。


「で、その用事って何?」

F「ああ、文通相手に会いに来たのさ」



Fは今どき珍しく、アナログな文通をしているのだ。
ちなみに相手は女子な。道産子の。



オンナニアイニキタダダト?

この炎天下の下、永遠とアスファルトジャングルでさ迷うがいい!



F「あ、ちなみに相手は彼氏持ちな。東京にいる彼氏に会うついでに会おうと言うことになったんだ」

おウチにおいで。歓迎するよ!





で、ウチに呼んだ。同人誌の量に驚いてた。ニコニコ動画を教えたら喜んでた。

ついでに大学を案内して学食を食べた。途中自分が見知った教授と会って
話をしたんだけど、追い出されれると思ってビビってた。




その後、秋葉原を案内してガンプラ談義などで盛り上がった。
(ちなみにFは自分がガンダムにはまったキッカケとなった人。小学生のときだった)




Fにとって地元を出た知り合いの家に行くことも、大学も学食も秋葉原も初めてづくしだったらしく興奮気味であった。



急な来訪で驚いたが、楽しんでもらえてなによりだ。
またいつでもおいで〜な。







「じゃ、とりあえずコレとコレを買って勉強しろ。な!


変わりに東方の同人誌とCDを1万円分ほど買わせ布教しておいた。
次に会うときが楽しみだZE