あれれ?

「せんせ〜、しつもんです」

ん?なんだい。

「きょう、お外を歩いていたら色んな店の前でケーキを売ってました。なんでですか〜?」

お、それはクリスマスというものだよ


「くりすます?」

元は外国のお祭りでね。その日は家にツリーを飾ったり、ケーキを食べたりしてお祝いをする日なんだよ。

「わ〜、たのしそう!」

それにクリスマスの夜にはね、サンタさんというおじいさんが現われて子供たちにプレゼントをくれるんだよ

「え〜!すご〜い!どんな人なのサンタさんて?」


実はサタンと呼ばれた悪魔でね。人々に悪い事をしていた怖い人だったんだよ

「え〜!?」

でもね、心を入れ替えて皆にいい事をするようになったんだ。

真っ黒い服は真っ白に。名前もサタンからサンタって変えたんだよ


「先生、サンタさんって白と赤の服を着ているよ。なんで〜?」

そう、最初は真っ白だったんだ。でもね、段々と赤くなっていったんだよ

「え!?どうして?」


サンタさんは皆にプレゼントをくれる。
でもね、悪魔だった頃のなごりか1部の人たちには「独り身」っていう悲しい現実もプレゼントするんだよ

「ひとりみ?なにそれ」

一人ぼっちってことさ。凄く寂しいよね。その人たちの血の涙が赤くしたっていうお話さ。

「かわいそう・・・・・」


中には独り身で、一人暮らしで、浪人で、それで20才のクリスマスを迎えちゃう人もいるみたいだよ
「うわぁ、目も当てられないね!!」

さあ、お話はこれでお終い。さあ、きっとお母さんのごちそうがまっているよ。気をつけてお帰り。

「うん!先生、ありがとうございました!」



そうして今年も楽しいクリスマスが始まる。


しかし忘れてはならない。サンタは元はサタンであったということを。

その赤の下には多くの屍が眠っているという事を・・・・・。



〜注意〜
(このお話はフィクションです)
(でもたまにノンフィクションも混ざっています)
(sunsonの赤が混じってます)



町がオカシイのぉぉぉ!何でみんな楽しそうなのぉ!?。゜(゚´Д`゚)゜。