古典をやっていると日本人の考えが見えてくるのです。
古典の時間に思いふけた事を書いてみまっしょい。
「紫の縁」という言葉があります。
紫の 一本ゆえに 武蔵野の 草は見ながら あはれとぞ見る
訳:紫草のただ一本のために、武蔵野の草は全ていとしいと思って見ている
ムラサキという花を愛しい誰かに例えているのですな。
紫色は特別な色だったそうで、高貴な意味合いもあるそうです。
昔の人はムラサキの花を人と人を結ぶ「ゆかり」の花としていたのですな。
それで今でも紫と書いてゆかりと読むのです。
昔の人の心が現代にも残っているなんて素敵じゃないですか。
人の名前にしても綺麗ですね♪
恋人にムラサキの花を贈り、この話をしたらロマンティックですね。
ゆかりの花に込められた物語により境界を縮め、お互いの心のスキマをうめてくれることでしょう
うん、深いねぇ。今日のブログは非常にいい話をした気がするよ( ̄ー ̄)
ちなみに今日の古典
ある男の人が霊夢(神や仏のお告げが現われるありがた〜い夢)に導かれて思いを寄せる姫を見つけた、ってなお話でしたよ。
霊夢という(現代人から見れば)幻想チックなものを信じて姫を見つけ、まあ、そこでゆかりな言葉が出てきて〜〜〜
わかる人にはわかりましたね♪sunsonがなぜもの思いにふけって集中出来なかったか!!
人の心が見えますね
ちなみに「なぎさ」という言葉は「渚」と「無き」という言葉に掛かるそうですよ。
・・・・・・・。゜(゚´Д`゚)゜。ブワッ