夜に作ってきてくれた

黙(挨拶)

 

 

お世話になった人のお葬式に参列してきました。

面倒見がいい人で、中高生くらいのサークル活動を支え、他にも人のために沢山のことをして、色んな人から慕われている人でした。

 

夫婦仲も良く、喪主になった旦那さんの最後の言葉がとても印象的でした。

スピーチ集に載っているような定型文ではなく、とりとめのない思い出話をいくつも紹介していました。

 

何十年も前に駅で出会ったこと、やさぐれて昼間から酔って帰ったら怒鳴られてお腹を蹴られたこと、捨て犬ばかりを拾って飼っていたこと、その中でも特にやんちゃだった犬が大切なソファーをボロボロにしたこと。でも雷に怯えて逃げ出してしまった犬を必死に探したこと。子どもをいじめた子に文句を言いに行ったけど、学校には言わなかったこと。子どもとその子が友達になったこと。どんな子どもとも何時間も話せること。皆を大切にしていたこと。

笑ってしまうようなエピソードも、泣きながら聞きました。本当に良い関係だったんだなと。

 

 

その場で昔の仲間とも会いました。10年以上も会っていないし、マスクもしているので、後になって斎場にいたことを知った人たちもいました。

遠くから駆け付けた仲間も多かったようです。本当はゆっくりと昔話をしたかったです。

 

 

今度、仲間たちで家に遊びに行こうという話も出ています。もう少し早く良ければよかったんだけどね。

 

おばちゃんのおにぎりとからあげ、美味しかったよ。