新自転車と古い自転車

私の中に(挨拶)



自転車屋から、注文したフレームが届いたとの連絡がありました。
1月に注文したので、丁度半年。この日を待っていた!!


でも、まだフレームだけの段階。
ショップへ行き、足りない諸々の部品を注文しました。


そこから部品が届き、パーツを組んで完成です。まだもう少しだけかかりますが、それは楽しみな時間なのです。



でも喜ぶだけではないことも。



今回の新自転車には、今の自転車からパーツを移植します。
つまり、実質的に前の自転車とはお別れなのです。




LGS−CCT


もう古くて各所にガタがきており、きっと新しい自転車が来たら用途も被るし乗らなくなってしまうだろう。
そう思い、引退させることに。


大学入学して買い、そこから自転車趣味に目覚めました。
タイヤも太く荒れ路も大丈夫、泥づまりもせず、頑丈で荷物を積んでも平気。
パーツも交換し、性能が上がっていくのも楽しめました。

入門用の自転車で重量もありましたが、とてもいい自転車でした。




大学生活のすべて、大震災のとき電車が止まっても自転車でバイト先へ行き、就職してからの毎日の通勤。友人たちとのツーリングや、お遍路。
日常生活の足として、旅のお供として大変酷使頑張ってくれました。


おそらく、私が買った中で一番人生に影響を与えてくれたものです。
10年以上お疲れ。
とても楽しかったよ。



新しい自転車は、この自転車を採寸して、そこから設計してもらいました。
この自転車のいい部分、もっと欲しい部分、逆に余分だと思った部分。

ずっと乗っていて思っていたことをすべてフィードバックしました。これ以上無い後継機です。


新しい自転車とも、また楽しい思い出を作っていけたらと思います。