さいごは人

ふぉー(挨拶)


アニまちフォーラムという講演会に行ってきました。

講師は大洗で色んな企画を実行していて、ガルパンとも関係の深い常盤氏。常盤氏はクックファンやまいわい市場の代表でもあります(とんかつ食べに行ったことあります)。


今回はアニメでまちづくりというお題目でした。


常盤氏が、手探りでまいわい市場を開いた経緯から、ガルパンの杉山Pのなれ初めのお話からはじまり。

よく言われるとおり、ガルパンでまちづくりは考えていないとこのこと。
何かで、まずは人に来てもらうこと。
ガルパンはキッカケであり、それで町に人が来てくれて、そして大洗を知って好きになってもらうことが大切、と書いてあるのを見ました。


地元の人にも協力してもらうには、まずは結果を出してからでないとダメ。
そうしないと話を聞いてもらえないし、失敗したときに必ず反発がくる。


そんなことを聞いていました。
実経験からくるお話は重みがあり、また私自身の経験からも、ああそうだよなぁと思うこともしばしば。


面白かったのは、2:8の法則。もしくは2:6:2の法則。
何かをやるとき、まず賛同してくいついてくれるのは2割。ほか8割は様子見。
もしくは2割賛成、6割が様子見で、2割が反対。


この法則は私も聞いたことがあり、色んなところにも当てはめることができるそうです。
ここで大多数の様子見の人たちをどのように取り込むのか。それが結果であると。


映画とかでもそうですよね。
まず真っ先に見る人。全然見ない人。そして大多数の評判待ちの人。
私も評判が良ければ見ようかなと思うことはよくあります。


最初から大人数でみんな賛成、一緒にやりましょう!というのは無理な話で、動き出せずに終わってしまう。
だからまずは信用ができて、自分自身で責任がとれる数名で実行し実績を作る。
そこから話を広げていった。



そんなこんななお話を聞きました。
よくある講演会のように堅苦しくなく、そして色んなうんちくも含まれ、非常に興味深く聞けました。

午後からは大洗の曲がり松商店街の代表の方のお話もありました。
秩父市の方のお話もありましたが、所用があって聞けず)


お二人とも大筋で同じお話。
そして最後は、人である。人が大切であり、人が動いてくれないと何もできない。

という〆の言葉もまったく一緒でした。
打ち合わせもしたわけではなく、自然と同じ回答になったということ。


いかにして人を動かし巻き込んでいくのか。
まちづくりはよく分かりませんが、私生活や仕事にも応用できそうな気がしました。