プレミアムシートに乗った

もうすぐアップルの発表(挨拶)



今回の遠出で、JRの夜行バスで1番豪華なプレミアムドリーム号のプレミアムシートに乗ったので、レポするよ。


いつも気になっていたプレミアムシート、今回たまたま空いていたので折角だから乗ってみることにしたのである。
学割が使えたので7780円だった。



乗ったのは京都駅から。
学割料金でチケットを買ったので乗るときに「学生証はお持ちですか」と聞かれたが、出そうとしたら「お持ちでしたら結構です」と確認はされなかった。信用しています、ということなのだろうか。


そして乗り込み、1階の席へ。
プレミアムシートは1階部分の3席しかなく、競争率も激しい。今回取れたのは運がよかった。






でけぇ



これがプレミアムシートである。第一印象はかなり幅広で快適そうに思えた。
横と後ろがカーテンで仕切られており、ほぼ個室のような状態。周りを気にする必要は殆ど無い。






足元


使い捨てスリッパ、テレビ、ヘッドホン、コンセントが付いている。昔はお茶などが出たそうだけど、今回は自前で。
毛布は2枚ついており、気温によって枚数を調節できる。





くぱぁ


この足置き場は蓋が開くようになっており、中が小物入れられる。寝るのに邪魔なサイフや携帯を入れておいた。



そして座ってみる。とても幅広で快適であるが、座り心地自体は他の3列シートと大差無い気がした。
でも個室っぽいので、何か独占したような優越感に浸れる。それに倒して寝るんだから、あまり関係ない。







ぺったん



次にシートを全開に倒し、フットレストを上げた寝る用の状態にしてみた。
これ凄い。ほぼフルフラットに近い感じになり、シート幅もあるので寝返りもうてる。もはやベッドに近い。
自分は余った毛布を足置き場へ置き、さらに平坦になるようにした。

天井が低いのは仕方ないが、それが昔乗った寝台列車に近いと思った。
ちなみに銀河のB寝台の2階。




最初使い方が分からずあせった


天井には自分でスイッチのオンオフが出来る照明もあり、「読書灯ってあるけど、暗いと点けられないよね」という心配もない。光がもれることはもれるので、ほどほどにしないといけないが。
なおこの照明はバス消灯後も光り続けるので、自分で消す必要がある。その辺の説明は欲しかった。





バスが動き出し、少しカーテンを開けて外の景色を眺めつつウトウトしていたら1時間ほどでPAへ到着。
休憩はこの1回のみである。



休憩が終わって再びバスが動き出し、フルフラット状態で睡眠モードへ。
もう抗いようも無く快適で、気付いたら新宿へと着いていた。





クオリティは間違いなく今まで乗ってきた夜行バスの中でトップである。
周りは仕切られているし、備品やシートの出来も素晴らしい。他のプランに数千円足して乗る価値は十分にあると思うし、人気なのも頷ける。


逆に欠点としてはまず頭上の荷物棚が無いこと。大きい荷物はトランクへ預け、持ち込むのは手提げ程度にするべきである。荷物を置けるスペースは殆どない。
あと衣類用のフックがないので、スーツをかける部分が無いのもマイナス。ビジネスマンにとってここは不便だと思われる。


とりあえず感じたのはそのくらいだろうか。




いいものにはふれておけって言葉が好きで、確かにいい経験が出来た。
次に乗るシートはもう満足できないのではないかと思われるが、この感動を忘れず忘れつつまた夜行を使いたい。