尿検査の容器

振り向いたら負けである(挨拶)



今日のネタは尿検査でござい。


・・・いや下ネタじゃないですって。マジ凄いんですって。
何が凄いって検尿用の容器ですよ。学校の健康診断で渡されたんですが、これがハイテク。


私が小学生の頃は紙コップにプレイして、そこからスポイトみたいなので吸って蓋をして出す、という形式でした。どうでもいいですが赤い蓋でした。




これが粗相をして垂れてくるわ、紙コップの処分時に微妙な気分になるわで、あまりよろしくない感じでした。



でも、コイツは違う。






それがこれ、ピー・ポールⅡです。

ピーとはおしっこの事なので、直訳すれば「尿棒」です。そのストレートな潔さが素晴らしい。



ではその凄さを見ていきましょう。


まず色。カバー部分が黄色なので、尿を入れても目立たちません。思春期の男の子女の子でなくとも、やはり見られるのは恥ずかしいし、自分のを見ても気持ちのいいものではない。その気持ちに配慮した色です。





では肝心の使い方の説明をしていきます。






黄色いカバーを外し、本体の上に差し込みます。すると本体の採取口が現れます。
ここでのポイントは2つ。



1つ目は、黄色い部分を持つことにより、手が汚れないこと。
持ち手部分が長くなるので、尿が手にかかるのを防いでくれます。


2つ目は、採取口に穴が開いていること。恐らくコレは、尿が跳ねないようにするのと、多く入り過ぎるのを防ぐ効果があるのではないでしょうか。




さあ黄色い部分を手に持ち、本体のホールに目掛けてプレイしましょう。
すると本体部分は、あふれ出たパトスまみれになっていることでしょう。でも心配はご無用です。





(これはまだ使ってないですよ。念のため)



こうやってカバーを被せればいいのです。
すると手を汚さず、全てを優しく包み込んでくれます。先ほどご紹介した色のおかげで、彼らは殆ど目立ちません。





これであとは袋に入れて提出。これで終わりです。以前のような紙コップのように、余るものはありません。

しかしここにもまたピー・ポールⅡの技が光ります。








袋にデータを書き込むスペースがあります。
今までの尿検査の容器は、一人一人の名前がプリントされたシールがはられていましたが、これならその手間を省け汎用性もあります。

また銀色の部分は剥がして、本体に張るラベルシールとなります。袋にも工夫があるなんて、最後まで機能的に作られております。






簡単に、そして確実に、手を汚さず尿を採取できました。
しかもゴミが出ません。全てに意味があるのです。





そんなこんなでご紹介してきたピー・ポールⅡでしたが、これを最初に見た私は感動しました。
これはきっと「世の中には尿検査して、手が汚れたり、手間だったりで不快になる人が沢山いる。そういう人を少しでも苦しみから解放してあげたい」という技術者の熱い思いがあったことでしょう。


どうすれば快適に尿検査が出来るか。
機能的な尿の採取容器とはどんなものか。


それを来る日も来る日も尿検査について考え抜いたに違いありません。試行錯誤の繰り返し、失敗や挫折もあったことでしょう。

その苦労の果てに生まれたのがピー・ポールⅡです。Ⅰも気になります。




技術者の尿検査にかける思い、そしてそれがピー・ポールⅡを使ってみてヒシヒシと伝わってきます。

みなさんも、尿検査をするときにピー・ポールⅡをみかけたら、その後ろにいる方々に思いをはせ放尿してみてください。より充実した検尿生活が待っていることでしょう。



より効率的な検尿により、日本人の心を体の両方の健康を守る。
ピー・ポールⅡとその開発元に敬礼!