「ワールドカップ」

逃げろ(挨拶)


ネタが無いときはどうしよう。更新しないっていうのが一番楽だけど、それも面白くないから自分ルールを試してみる。

思いついたのが「手元の適当な本を取り上げ、適当に開いたページの最初の単語をネタに書く」というの。


それでは早速やってみる・・・

「ワールドカップ」(糸井重里さんの『ほぼ日イトイ新聞の本』p146)

おおう、随分タイムリーな。よし。



今回のワールドカップもTVで試合をやっていたら大体見てましてね。楽しんでいますよ。
今年はtwitterを見ながら観戦するのがスタイルとなっております。大抵みんなもワールドカップを見ていて、一緒に「入ったぁああああ!」とか「惜しい!」とかやっているのがとても楽しい。日本戦はドキドキしっぱなしで課題も全然進まなかった。


前の大会の時はtwitterが無かったので一人TVを見ていたけど、隣の部屋の人が「よっしゃ!」とか叫んだり拍手が聞こえてきたり、それと同調していたのが愉快でした。本来だったら迷惑行為なんだろうけど、楽しいからOK。



どうやら誰かと一緒に騒ぐというのが好きなようだ(全部間接的だけど



ワールドカップで最も印象に残っているのは2002年の日韓ワールドカップ。日本で開催だから当たり前かもしれないけど、当時は特にサッカーに興味を持たずTVで見たりもしなかった。

ただ地元にサッカースタジアムがあったので、熱気を直接感じられたのだ。


駅のホームでは外国人のサポーターが騒いでおり、駅に降りたらもう外国人さんだらけ。普段人なんかいないローカルな駅なのに、ものすごい賑わいだった。なんだか別の駅に降りたんじゃないかという豹変振りだった。

家に帰ろうと歩いてたら「帽子イカガ?タッタ1000円ダケー」とか売ってたり、「チケット売って下さい」という看板を上下逆にぶら下げて歩いている人がいたり、女子高生が「ニッポンニッポン!」とその辺を歩いてた外国人さんとエール交換していたり。

町自体もスタジアムを工事したり道路を整備したり、出店なんかも沢山でて、本当にお祭り状態だった。


ただ悲しいことに、サッカー好きな父の努力も空しくチケットは手に入らず、地元なのに試合が見られないという思い出も。見たかったな。



今となっては面白い体験が出来たし道路も綺麗になったので感謝している。スタジアムは滅多に行かないのでどちらでも良い。ただ突貫工事だったらしく、道路はカーブが変な形だったり、今でも工事用具がほったらかしにしてあったり。喉もと過ぎたらウンヌンと思った次第。



そんな事を思いながら今年のワールドカップを見ている。クラスメイトの「サッカーを見るために授業サボって海外まで弾丸ツアー行ってきた」という武勇伝を聞きつつ、「こっちは地元で開催されたんじゃい」と心で自慢している。
当時試合も見れず、唯一ワールドカップで直接外国人と触れたのは電車の中で「キップどうすればいいですか」と聞かれ、車掌さんを指差したこと。


上にも書いたように、当時は余り興味は無かった。教室にラジオを持ち込んで試合の実況を聞いていたクラスメイトとかいたけど、自分はフーンくらいにか思ってなかった。
貴重な機会だったのだから、もっと楽しめばよかったかなぁと少し後悔している。今回は最期まで楽しもうと思う。