提出の力技

さわさわ(挨拶)



教授「じゃあ27日までに私の家に課題を郵送してね」




で、その課題は今現在自分の手元にある。




\(^o^)/





っと普通のヤツは思うだろな。


なんの、直接届けりゃいいんだ





封筒に課題を入れ。先生の住所を書き入れる。


「え、これ切手貼ってないのにどうしてウチに届いたのん?」と思わせるためのブラフである。遊び心は常に忘れない。




そして教授の家へ。そんなに遠くない。




ここまでは良かった。しかしここで問題が発生。





ポ、ポストが無ぇ・・・!?




視界に入るのは木造の立派な門とインターホンのみ。

どういうことだコレは?教授は何処から手紙を受け取っているんだ?

困惑するばかりである。

無論インターホンは使わない。ドッキリの意味なくなっちゃうし。




そうか、こことは違う別の門があるに違いない。そこを探そう。


近くの細い路地に入って・・・無いな。


裏手に回って・・・無いな。


ここは何丁目だ。住所的にはこの辺のはずなのに(封筒の宛名を見ながら)





もういっその事さっきの門の前に置いておこうか。でも郵便と違うところだったら直接来たってバレるし、う〜む。




ネタを引っ張る引っ張る。同じ場所をグルグル回ってた自分はきっと変質者(ある意味間違っていない)。





もう一回表に回ったら丁度家から人が出てきた。



「・・・あれ?あなたは先生の」




奥様だった。

なんという不幸(幸運)、偶然出てきたところを見つかってしまった。





中に通され先生とご対面。



教授「郵送すればよかったのに」


それじゃ間に合わなかったんですよ



「君は良くなってきているからもっと欲を出して頑張りな」


犬めっちゃカワイイですね。お〜よしよし





結局目論みは失敗し、無事に課題を届けることは出来た。


課題は早く出そう。