利根町へ行ってきた

インプレッサを3台見た。意外といる(挨拶)




いよいよ明日は免許の筆記試験!




ということは忘れて友人Mと出かけた。いやっほぅ

行った先は利根町という所。ここは民俗学創始者柳田國男が幼少の一時期を過ごし様々な刺激を与えた、いわば民俗学の原点というべき場所。


民俗学を志すワタクシとしては行っておかなければなるまい!

(いや本当は運転をするMが今日しか休みがなかっただけなんだけど)







まず行ったのが徳満寺。ここにある「間引き」の絵を見て柳田はショックを受けた事が、学問を志すきっかけとなったという。いわば民俗学の火種。スゲェ




これがその絵。外から撮ったので写りが悪くて申し訳ない。
女の人が生まれたばかりの子どもを締め殺しているという絵である。

よく見ると女の人の影には角がついている。飢饉などにより、子どもを殺す=鬼とならなければ生き残れなかった当時の生活の悲惨さが伝わってくる。

柳田は多感で使命感に燃えるような人であったに違いない。飢饉というものを知らない自分が見ても今一ピンとこなかった。それは幸せな事なのだろう。先人達に感謝。



話が重くなってしまった。




ちなみにまだ徳満寺にはまだ見所がある。

なんと境内に茨城百景の一つがあるのだ。




見よ、これがその絶景だ!いやっほう感動に体が震えるぜぇ!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?




よし、いつもの調子に戻った。

次へGO





ここが柳田が暮らした家の跡である。

中は自由に見学できるのだが






超現代的。というかウチより遙〜かに綺麗。

テレビにビデオ、トイレにお風呂に冷暖房(無論すべて最近の型)
おまけに台所には冷蔵庫やらお団子なんかが置いてあって生活感満点だった。



なんでも間取り等は一緒だが、家自体は最近立て替えたらしい。あんまり見てもシクリこなかった。部屋は一般の人が借りられ、今日は書道教室をやってた。





同じ敷地にある蔵。柳田はこの中にあった多くの書物を読んだらしい。
今は展示室になっていて柳田の生い立ちや資料などが展示されてる。

この施設のメインはここだな。







利根町はこの2箇所を回った。

時間が余ったので




なんとなく犬吠崎に行ってきた。
本当になんとなくだ。我々2人は気まぐれなAB型だ。(実は利根町も突発)


ここに来たのは小学校の遠足以来。
懐かしい気がする。寂れていたが人も何人かいて、観光地としての機能は失われていなかった。




おそらく本州最東端・・・・・に近い場所。核心は無い。





過ぎ去りし日を思い起こし、感傷に浸る。

もちろん大嘘だ。


というか実は足場が悪くてメチャクチャ怖い。

近くで遊んでた中学生が真似して上ろうとしていたが断念してた。

賢いな。




そんなこんなで今日一日を過ごした。田舎でも探せば色々と楽しめることが分かった。車があれば、だが。

民俗学を2年になってもいっそう頑張ろうと思った。
まあ、それより今は明日の試験の方を頑張るべきだと思った。



というか○○百景とかの基準って何なんだろうか今日一番気になった。
何も見えない。