泥棒ネコ

いつの間に(挨拶)





起きて朝飯兼、お昼ご飯を食べようと台所へ行った所




・・・・・・・・・・・・・・・おかず(と思われる)から揚げが床に散乱している



ははぁ、ネコの仕業だな。

まったくイケナイ子猫ちゃんめ☆



明らかに食べかけのやつはどけて、残りのヤツを食べた。
ああ、ついにネコの残飯を漁るまでに落ちたか。






夜、親にから揚げの事を話してみた


マザー「ん?ウチのネコはそんなことしないよ」

まじかよ。じゃあオヤジ様の嫌がらせか。

オヤジ様「いや、最近近所のネコが侵入してくるんだよ



げ、そんな野良のヤツの食い残しを食べたのか!ショックだ

どちらにせよネコの食い残しを食べたことには変わりないが。






次の日


朝飯兼、お昼ご飯を食べようとしたら、おかず(と思われた)サケのカスが皿に残されていた。


ラップが切り裂かれているから同一犯の犯行だと思われる。
流石に昨日の話を聞いていたので手をつけなかった。





夜、マイシスターにその事を話した。


妹「いや、全部兄ちゃんが食べたのかと思ったよ」

いや、流石にサケの骨まで食らい尽くすほどワイルドじゃねぇ

妹「ちょっと残ってたのを食べちゃったよ」


貴様も落ちたな

まさか兄妹してネコの残飯を食らうことになろうとは。





なんだかんだで3日連続ヤツの侵入を許してしまった。おそらくウチのネコが使っている出入り口から入ってくるのだろう。

ウチの警備体制はどうなっているんだ。






まあ門番(自分)が昼まで寝ているのが最大の問題なんだな




台所の位置と、そこに毎日食料があることが分かってて、さらにはこっちの生活パターンまで読んでくるとは恐ろしいヤツ。

正に泥棒ネコだ。







いつかそのツラを拝んでやるぜ、いつかな!

3日連続で入られて、その姿すら見ることが出来ないザル門番より