〜あらすじ〜
欲しかった同人誌が買えなかったことで僕の心には深い傷が出来てしまった。
その傷を癒すため僕は、旅に出ることにした(脚色)
今自分はある道の駅の屋根の下にいます。取り敢えず状況を説明致します。
友人Fの運転でMと三人で静岡に旅行に来てます。
天気は雨、時折稲光するような素敵ロケーション
お金は無いので野宿です。
雨だっちゅうのに川原にテントを張っているのが計画性、というかお馬鹿さを表しています。マジで増水が恐いです。
そんな天災にも負けずご飯と豚汁作りに成功し、テントの中でささやか酒宴を開きました。
それがいけませんでした。
コップ一杯のシャンパンでノックダウンをした自分は早々に床についたのです。
そして異変が起きるました。
『なんだよあー!!!』
『やべぇ、真っすぐすすめねぇ!!!』
なんだこの騒々しいシャウトは?
『テントが!テントがあああぁ!!!』
そして衝撃。なにかが自分の上に倒れてきた!?
「これでも起きねえのか!?」
べちべちべち
いたたたた!
なんと、見たらテントが崩れてるではないですか!?
正確に言い直せば
二人が暴れてテントを崩してるぅ!!?
床はビールまみれで豚汁まみれになってます。
外もひどい。津波でも来たのかというほど荷物が散乱してます。
コンロは凹み、ライトは既にプラスチックの破片と化してます。
酒は恐ろしいですね。
マイ友人を暴徒に代えてしまいました。
小学校からの付き合いですが、Mが大声で叫ぶのを初めて見ました。
というか黙れ!静まれぇ!酔いどれども!!
「もう思考力がないぜぇーー」
「明日の俺たちに片付けさせよう!!」
うげげっ!
「もう寝ようぜ!」
「テントも一応立っているから大丈夫だ!!」
そして避難してきて今に至る訳です。
ここはあそこに比べれば三ツ星ホテルです。
今日は天災だけでなく人災にも注意しなくてはいけないと分かりました。
明日からも大変そうです。
取り敢あえず後片付けは奴らにやらせようと思いますです。しゃー!