ひっさしぶりの歯医者へ

むし(挨拶)



部屋にいたとき、ふとガリガリっとした感覚が口の中に。
出してみるとそれは、石っぽい何か。これがあれか、歯石ってやつか。


下の前歯の裏からゴリっと歯石が削れたのです。そしてちょっと出血。
今まで歯石って気にしたことが無かったので、ちょっとした衝撃。



虫歯も無かったので歯医者に行くことなく過ごしてきました。それこそ前歯医者に行ったのは小学校のときかな、くらい。
虫歯にならない丈夫な歯です。


でも中途半端に歯石がとれたおかげで、歯がガリガリとへんな感触がする。
そこで歯石を取ってもらおうと、20年ぶりくらいに歯医者へ行くことに。


でも歯医者さんっていっぱいあって、どこに行ったらいいのか分からないのですよね。
職場の人に聞いて評判がいい歯医者へ電話したら「今月は予約で埋まっています」とのこと。
そんなに歯医者って人気なの!?虫歯が痛いって人はそんなに待たないといけないの!?


次の歯医者は1週間待ち。3つ目の歯医者で「明日の夜ならどのくらい待つか分からないけど来ていいよ」とのお返事。予約を取るだけで大変だ歯医者。


久しぶりの歯医者は、昔のイメージと違ってすごく綺麗。子どもが遊んで待つスペースもあるし、プライバシーに配慮してか、処置室は個室形式(大きな部屋が衝立で仕切られている感じ)。
むかーしに来たときは患者が何人か並んで先生が一気に処置している感じだったので、時代が変わったんだなと驚き。


最初に看てくれたのは、助手っぽい女性の先生。
緊張しながら口を開けると
「歯が結構汚れていますね」とショックな言葉。

次に主任っぽい男性の先生が看て「一回じゃ歯石が取りきれないから、また来て」と。そんなにひどかったの。



そして処置開始。顔にタオルをかけられ、チュイーンガリガリと削られる。口の中には水を流しつつ、それを機械が吸い取りつつガリガリ
女性の先生が時折「痛くないですか、大丈夫ですか」と聞いてくるんですが、口は開けっ放し削られっぱなしで返事なんて無理です。首もヘタに動かせないし、どう返事すればいいんですあの状況で。


口を大きく開けっ放しにするなんて普段ないから、顎が疲れる疲れる。水が口の中に流されるから変な風に飲み込んじゃうし、息も苦しい。
「呼吸が苦しいです!」って訴えたら「鼻で呼吸してください」と言われました。そうですねそうでした。

何分かやって休憩、何分かやって休憩を繰り返し、最後に主任っぽい先生が「ガガガガガガガガアガアアアアア!!!」と仕上げて終了。手慣れ過ぎた感じて容赦なかったです。



時間にして20分くらい。お値段2500円ほど。
息苦しかったり途中ちょっと振動が響いて沁みるときがありましたが、ほぼ無痛でした。
むしろ開けっ放しにした顎の方が疲れて痛い。


歯石削りは途中とのことでしたが、それでも大部スッキリとしました。
歯だと思っていた部分が実は歯石だったという衝撃。


定期的に歯医者へは行こうと思った次第でした。