寄席もいった(挨拶)
池の雰囲気も楽しい
教科書で見かけ、また東方風神録の諏訪子様の服にも使われている、あのカエルやウサギの絵。
1000年以上前に描かれたのに、今見てもコミカルで心魅かれる絵。
一度は見てみたいと思っていました。それがついに!
すごい混むと聞いていたので、平日の夕方6時くらいに行きました。
平日なら空いているだろうし、遅い時間ならそれほど待たなくてもいいと思ったのです。しかも雨と天気も悪い。これはスムーズにみられるんじゃないかと期待していきました。
ところが2時間半待ちでした。カエルさんとウサギさんの人気を見誤っていました。
ひたすら待ち、チョロチョロと進み、また待ち。
みんな携帯電話をいじったり、持参した本を読んでいたり各々の方法で時間を潰していました。
私もツイッターとかしていました。
足も痛くなり、帰りのバスの時間も気になる夜9時ごろ、ようやく鳥獣戯画の甲巻とご対面。
(鳥獣戯画は甲乙丙丁と4巻あり、最も有名なのが甲。ほかの三巻は待ち無しでした)
あの絵が目の前にある。弓を引いたり相撲を取ったり、生き生きと描かれた動物たち。
そしてずっと見たかった、気合を入れたようなポーズを撮るカエルに、転がるウサギの絵。その構図。
そこだけ浮かび上がって見えたような気がしました。
あの絵が!間の前にある!すごい!
目を見開き凝視しましたとも。
2時間半待って、実際に実物を見れたのは1分弱。
短い時間でしたが、見に行って、見れて本当によかったです。
帰りが遅くなったので、その日は友人宅に泊めさせてもらいました。
そして次の日は両国を散歩しました。
川には船が浮かび、町ではお祭りをやっており、お神輿を担いだ人たちが。
両国といえば相撲、そしてちゃんこ鍋。
ちゃんこ鍋は初めて食べましたが、さっぱりとして、野菜の甘みもしっかりと味わえてとてもおいしゅうございました。
下町風情と江戸の文化が残る町で、歩いていてとても楽しめました。
上野に両国、どちらも歴史と文化を感じられます。
東京はまだまだ見どころが沢山ありそうです。