まさかの(挨拶)
洗濯物を干そうとベランダに出たら、見慣れぬシャツがぶら下がっていた。
はて、隣の部屋の人のが風かなんかで飛ばされて、通りがかった人が適当にかけていったのだろうか。
どうしようか考えつつ、洗濯物も干し終わって部屋に戻った。
そこでふと思い出した。
「あれ、去年の冬コミ前にコスプレ用で買ったやつじゃね?」
そうか、蓮子コスをするのに寒いからってYシャツの下に着れる白いヒートテックを買ったんだった。
あースッキリした!よかった自分のだったんだね。
と、そこで新たな疑問。
「いつから干してあったんだ・・・?」
最近まで暑くてずっとTシャツを着ていたくらいだから、この数ヶ月は使っていない。
しかしさすがにずっと干してあったら気付く・・・はず・・・だよね?(自信なさげに
結局モヤモヤしたまま、白いシャツは収納された。
神隠しにあった人はずっと後になって当時のまま現れるというが、まさか。