身内ドラフト二弾

いきなり雷雨(挨拶)




昨日ちょろっと書いた、身内のMTGドラフト大会のレポを。
場所は毎度おなじみ忘れプルーン亭。今回のタレコミは「超人気作家チョモラン大先生も来る!」というもの。


この功あったかどうかだか、あまり広くない部屋に10人が集まる大所帯に。すし詰めで、お互いをまたがないと移動も出来ない有様。



パックはミラディンの傷跡エキスパンション3つ。
そしてパックを開け、デッキを組み対戦開始。

結果、7勝2敗で私は2位となった。前回7人でやって4位だったので、大躍進である。
けどデッキ的に十分優勝を狙えたので、嬉しくもあり悔しくもあり。



昼1時から始めて、終わったのは夜12時。丸一日を費やした大掛かりなものとなった。
しかし終わってみるとあっという間に感じ、実に楽しかった。疲れたけど。






以下ドラフトの雑感
今回のデッキは、優秀な火力が多く取れたので赤白で組んだ。


・クリーチャー除去(火力)は強い
・でも下手に呪文を取るより、クリーチャーの方が大事
・感染はやはり強い(上位3人のウチ、自分以外が感染)
・最終的にでかいクリーチャーの殴り合いになるので、それを早く出すためマナを出すカードも強い
・この環境だとアーティファクト破壊はそのまま除去に繋がる
・カードの取り方は
 1、フィニッシャーor優良クリーチャー
 2、除去
 3、マナ出すカード
の順に優先した。最初はひたすら強いカードを取り、2パック目くらいから色などの方向性を決めた。前回は早めに色を決めたせいで、強いカードを見逃すことが多かったのでそうした。
・運の要素もある。いいレアが引ければ一気に有利になるし、近場で同じ色を使う人がいなければいいカードが回ってくる。そこもまたMTGの醍醐味。



○引いたレアと感想
・隠れしウラブラスク:最初見たときは分からなかったけど、使ってみると非常に活躍した。それほど重くなくてこいつ自身4/4速攻と強く、相手タップインこちら全員速攻持ちというアドバンテージの差はかなり大きかった。爆発力はないけど、かなり戦況を有利にしてくれる。どんどん殴れるよ!今回のMVP。90点


・アージェンタムの鎧:前回に引き続きまた引いた。構築でも使っているもはや相棒。
重いけど、一度装備してしまえばほぼゲームエンド。実際一回破壊された以外、一気に戦況を好転させた。前は重くて出せなかったけど、今回マナソースを多く入れたのでかなり使えた。大好き。85点


・勝利の伝令:こいつも出せればゲームエンド級。しかし思ったほど活躍しなかった。色拘束がきついし、クリーチャー自体の強化はしないので瞬発力が足りない感じ。それに他のクリーチャーがいないと力を出し切れないし、感染相手には威力半減。出た試合は全部勝ったけど。75点


・知性の爆発:不安定だけど、リミテッドでの全体除去(しかも相手のみ)は超強力。不発(土地がめくれる)になるとテンポが遅れるが、相手の引くカードが分かるし、再利用できるのでまったくダメという感じもしない。2回ほど綺麗に決まって、一気に戦況を決めた。ただやはり不発も多かったので、使い所は迷う。イマイチ頼りないけど、相手にとっては脅威だと思われる。70点



○他の優秀カード
・電弧の痕跡:クリーチャーを2体焼ける優秀な火力。構築でも強いが、リミテッドだと鬼畜。影のMVP。85点

・ノーンの僧侶:優秀なブロッカー。タフネス4で死ににくいし、感染と警戒持ちなのでとりあえず攻撃もできる渋い奴。75点。

・清純のタリスマン:マナ加速とライフ回復を同時にしてくれるので、地味に使える。70点

・剣爪のゴーレム:使っている方は、重いしイマイチ頼りないと思ったけど、感染デッキを使っていた相手にとって非常な脅威だったらしい。赤1マナさえあれば攻めも守りもできる。70点

・銀のマイア(というかそのシリーズ):色が合わなくても、2マナで出てマナを増やせるので強い。クリーチャーなので後半戦もブロッカー等で使える。70点





今回は結構良いカードが引けたので、中々のデッキになった。アーティファクト破壊が無かったのが反省点。

ドラフト(リミテッド)は「パックを開ける」「デッキを組む」「対戦する」というMTGの楽しさが凝縮された遊び方だと思う。またやりたい。