ギリギリ(挨拶)
いきなり演習の授業で発表することになったので、資料を探しに行こうとしていたらSOSなメールが来た。
なんでも
・同人誌の締め切りに間に合わなそう
・ロスを減らすために部屋を貸してくれ
・塗りを手伝ってくれ
という要請が来た。
っておいチョット待て。そんな切羽詰ってたなんて初耳だぞ!?
しかも塗りを手伝えだと?そんなことしたことないから出来っこないってば!!
おこたる「どうも〜おひさしぶりです〜」
来た。
手にはノートパソコン、そしてフォトショップの体験版のディスクが握られていた。
お「大丈夫です。塗りなんてすぐに出来るようになりますって」
ムチャ言うな!
sunson「というか締め切りっていつなん?」
お「今日の8時です♪」
現時刻午後1時。
印刷所までの移動を含めると5〜6時間しかねぇ。
sunson「・・・・・・やるだけやろう」
幽雅なはずの休日の午後が一転、修羅場と化してしまった。
とりあえずパス引き(なんか線を引くこと)をやることに。やり方を教わって引く引く引く!
というかこれ、まだ下書きしか終わってないじゃん!ヤバイって!
おこたるは別の絵を塗っている。
黙々と作業。
迫る締め切り。
ああ・・・・・・・・同人やっているって気がするね♪(投げやり)
途中で克緒さんが合流。フォトショップのやり方を教えてもらう。
というか克緒さんがやった方が早くない?
そして
お「あの〜、俺そろそろ時間がヤバイッス。帰らさせて頂きます」
帰った。
手元に残ったのは白い原稿と1時間の猶予のみ
ちなみに克緒さんの分はすでに終わっているので、全て彼の原稿。てきぜんとうぼう?
克緒&sunson「おこたるぅぅうぅぅぅぅう!!!」
やべぇ!やべぇ!間に合わん!自分のやってた方は勿論のこと、おこたるが塗っていた方も未完成だ
とにかく形にはする!うわ、何だこの部分?どうすりゃ良いんだ!?
背景をやって字でスキマ埋めて何か良く分からない機能で模様を作って!!
克緒「やばいって!心臓がバクバクいってるよ!!」
うわぁ!時間が!データを焼くディスクは何処だぁぁっぁああああ!?
しかもデータを焼いた後、奥付を書いてないことに気付いた
克緒「もう電車の中で書くぞ!!」
散らかったままの部屋を飛び出し駅へダッシュ
久しぶりにあんなに走った。年を体の衰えを感じた。
駅を出てからも印刷所へ走る走る
時間が!ヤベェ!
そして付いた頃には締め切り10分前。息を切らして汗ダラダラで受付へ。
本当にギリギリだった。
そして入稿。終わってない後書きの部分はその場で書いて直接渡した。
自分は今回の同人誌製作にはまったく関っていなかったので正に寝耳に水、通り魔的な出来事だった。
一ついえる事は「品質は大事だが、納期を守ることは同じくらい大切」と言うことだ。
おこたるぅ!次はもっと早く書き始めろよ!
というか自分もレポートはいつもギリギリ。明日はわが身か。ざわ・・・・