手植えのヘアブラシを買った

すたん(挨拶)

 

 

 

昔の話で、上司が東京へ行ったとき手植えのヘアブラシを買った話をしてくれまして。

百貨店でブラシの手植えの実演をやっていて、見ていたら断りづらく買うことになった。値段は高かったけどイノシシの毛を使っていて、脂分があるのか髪がよくまとまり買って良かったと。

 

単なる雑談でその上司も定年退職するくらい昔の話でしたが、なぜか印象に残っていて、いつか手植えのヘアブラシを買いたいなと思っていました。

 

 

 

純毛

 

買いました。中々のお値段でした。

 

 

横から

買ったのは浅草にある藤本虎さんというお店。ネットでの評判もよく、というより最初に検索して見つかったお店で、今年は寅年ってこともあり決めました。

 

お店には手植えブラシだけでも何種類かありましたが、見本があり実際にブラッシングさせてくれて、それで選ばせてくれました。

毛というから柔らかいのかと思ったら、バリバリに硬いです。ちょっと痛いくらい。

でもそれが頭皮への良い刺激になるとか。

 

機械植えと手植えだと、何となく手植えの方が頭に合う気がしました。また、毛の列が多い(4列から7列までありました)ほど、よりブラッシングされている感があり、値段も上がっていきます。

感覚的に手植えの6列か7列が心地いい。

 

 

何度かブラッシングさせていただき、最終的に一番いいと思った7列のものを選びました。

心地いいだけでなく、毛の量が多くより髪を梳かせ、毛も長いので長持ちするとのことでした。

 

 

 

 

後ろから

本体も縞黒檀というちょっといい木材を使っているとのこと。

 

良いものは良いし、値段も良い。

結果的にお店で一番良いものを選び、お値段はおよそ3万円。

確かに高いですが、「髪に艶が出ますし、毎日朝晩と使っても10年でも20年でも、いつ買ったか忘れるくらい長持ちしますよ」と店員さんに言われ、良いものを長く使おうというマイ信念にも合致します。高かったけど。

 

ヘアブラシは毎日使うもの。それを良いものにするのは、ちょっと日々に彩りが出ます。そういうのが大事なのかなと思います。

大切に使っていこうと思います。