神戸と飛燕と有馬と

五式戦が好きです(挨拶)



神戸に行ってきました。



ようこそ茨城空港



初の飛行機旅です。飛行機は修学旅行以来なので、緊張しながら空港へ。
機械で発見し、荷物を預け、金属探知機を通り抜け。
手搬入のみのバッテリー(携帯充電用)と、逆に預ける必要がある刃物類(はさみとか)くらい。
前の人の動向をめっちゃ見てドキドキしながら無事に乗れました。


飛行機が動きだした瞬間、加速、飛んだ瞬間、その衝撃やGを堪能し、興奮しすぎて疲弊し始めたころには神戸に着きました。
茨城から神戸まで1時間ほど。飛行機ってすごい。



神戸に来た理由はこれ。



飛燕さん



復元された飛燕さんです。
第二次大戦中の日本の飛行機ですね。

国内に現存する機体はこれのみ。
当時の日本では珍しい水冷式のエンジンを搭載し、流線型がかっこいい。


平日に行ったのですが、朝から30人ほどの列ができるほどの人気。若い人からお年寄り、男女問わず多くの人が来ていました。
70年も前に作られた飛行機がこんなに綺麗に、そしてそのエンジンの技術は今のバイクなどにも応用されているという。
日本の技術を知る上での貴重な史料です。


とりあえず2時間くらい見て堪能しました。




夜は神戸市内からほど近い有馬温泉へ。


有馬温泉は坂が多い。外国人観光客もたくさん。
豊臣秀吉が愛し、日本でも特に歴史が深い温泉です。最近知りました。


ここは金湯と呼ばれる赤みがかった温泉と、銀湯という透明な温泉の二種類が楽しめるのが特徴です。




銀湯


金湯は濃い赤。
そこそこ人もいて賑やか。朝いちばんに並ぶ人もいました。

銀湯は平日夜というのもあって、一人で貸切状態。
なんという贅沢でしょう。


どちらも大変気持ちのいいお湯でした。




鉄板


夜は一休という鉄板焼きのお店でご飯。
有馬温泉は食べるところが少ない中、ここは夜遅くまでやっているお店。
お好み焼きがメインみたいですが、初めて見る豚平定食というのを頼んでみました。

豚肉を卵と絡めて焼き、ソースをかける。おいしゅうございました。



泊まったのは「小宿とうじ」。
チェックインは観光協会でするという、少し変わった宿です。宿と観光協会は少し離れた場所にあるので注意が必要です(引き返すことになった)。

部屋は綺麗で、お値段お休め。風呂は無し、トイレは共同。
従業員は一人もおらず、6時以降は無人。宿の出入りは渡された鍵でします。
チェックアウトは部屋に鍵を置いてくるだけという、ここも少し変わった方式です。

一番の利点は、ここのカギを見せると金湯銀湯が入り放題ということ。
部屋も綺麗で温泉も近くにあるので、いい宿でした。





なんかいる


翌日は大阪の万博記念公園と、国立民族学博物館を見学し、帰ってきました。
途中地震があって電車が止まった時は
「どうしよう、帰れなくなったら会社休んでもう一泊できる」
と少し焦りました。

無事に帰って来れました。




素敵な町神戸、早くて安い飛行機の旅。

神戸の市内は殆ど見られませんでしたが、目的の飛燕、温泉、博物館と回れたので満足度の高い旅行でした。
今回飛行機の乗り方が分かったので、今後の行動範囲が広げられそうです。