三宅島へ行ってきた

牛乳せんべいおいしい(挨拶)


日記を書くのが大分遅れましたが、9月5日から8日まで三宅島に行ってきました。

去年八丈島へ行ったとき、帰りの船から、三宅島を出るときだけ船からリボンを流していた光景が印象に残り、行ってみたいと思っていたのです。



東京


いつものように東京竹芝桟橋を出発。

ここから東京タワーやレインボーブリッジを見ると、夏だなって感じがします。




そして見えてきた三宅島の三池港
着くのは朝5時と、周りはまだ薄暗い。



民宿の方へ迎えに来てもらい、少しゆっくりしてから朝ごはんをいただいた。
(三宅島の中心部は島の反対側の阿古地区なので、迎えに来てもらう必要がある。歩くと数時間かかる)




にゃーん


お世話になった民宿は薄木荘さん。ネコがいっぱいいるお宿だった。
あまり商売っ気のない主人と女将が出迎えてくれる。
お客というより、どこからかきた知り合いと話すようにフレンドリー。ご飯は極力島のものを使うという。

レンタカーがいっぱいで借りられなかったので、車を貸していただけてとても助かった。
(三宅島は結構広いので、レンタカーは必須)





学校

三宅島といえば、2000年に全島避難があったことが思い出されるくらい火山の島。
何度も噴火しており島中いたるところに火山の痕跡がある。

上の写真は火砕流に飲まれた学校の跡。
さらにこの回りには、温泉郷があったというが、すべて溶岩の下に。でも犠牲者が出なかったというのがすごい。




噴火による泥流で埋もれた神社と鳥居。
後ろの木も枯れている、その風景が印象的。






雄山


島の中心にある雄山。
今でも噴煙を上げており、中心部はいまだ立ち入り禁止エリアである。




新澪池跡地


かつて池があったけど、噴火により蒸発してしまったという。

火山のすごさを思い知らされる。





長太郎池という、自然にできた潮溜まりのような場所。
波も穏やかで、魚ウォッチングも楽しめる。


三宅島はスキューバダイビングと釣り目的で来る人が多い。





大路池(たいろいけ)


伊豆七島最大の淡水池。

周りは野鳥の住処となっており、すごい数の鳥のさえずりが聞こえる。

三宅島のシンボルの鳥はアカコッコという、お腹が赤いかわいらしい鳥。
この辺にもいっぱいいるらしいが、会えなかった。




崖を覗き込むと、ウミガメが






そんな感じで、泳いで散歩して、食べて温泉に入って。
十分に堪能した3泊4日の旅でした。


個人的に面白かったのが、郷土資料館。
元々あった学校を利用した施設で、小中学校の歴史や卒業アルバムが見れたり、噴火のときの子どもたちの様子を紹介していたり。
噴火して灰色になった山で、元気にはしゃぎまわる子どもたちの写真に、励まされる感じがしました。


あとご飯でおいしかったのは、お刺身。やはり魚です。
おみやげに買った牛乳せんべいもおいしい。


まだ震災の傷は癒えきっていない感じがするけど、のんびりしたり、三宅島は色んな楽しみができる島でした。

また来年も、どこかの島へ行きたい。