天狗岳登山

射命丸(挨拶)




少し時間が空いたけど(主にコミケのせい)、登山の続きをば。




下社秋宮



台風の気配におびえながら、諏訪観光。
下社とは、いつかどこかで見たような景色を楽しむ。諏訪子さんの帽子をかぶっている人がいたのは流石である。






濁流



そして2日目の目的地である本沢温泉の山小屋を目指す。
徒歩2時間程度とのことで昼ごろから登り始めたが、台風の影響ですごい雨と風。林道を歩いているのに、その影響は大きい。
ところどころ大きな水たまりがあったり、沢が増水していたり、落石があったり。

台風の日は無理して登るもんじゃないと思った。






オアシス


そして本沢温泉につく。当然全身びしょ濡れだったので、河童類は外に置いて山小屋の中に入る。
この日に来たのは我々だけらしく、先客は昨日からまる1日足止めを食らっていたようである。
やはり台風の日は(以下略





晩御飯


この本沢温泉の売りはご飯と温泉。

ご飯はお代わり自由で、4人でおひつ3つを食べた。
3つ目のおかわりを頼んだとき「えっ、まだ食べるの!?」みたいな反応をされて、次の日の朝にどれくらい食べるか聞かれた。ごちそうさまでした。



温泉は源泉かけ流し。温度調整も何もしない、完全な天然の温泉である。暑めで茶色く濁り、台風で冷えた体は完全に温まった。

ただ、浴槽に蛇口やシャワー類はないので、全身温泉臭がした。





そして最終日の3日目。空模様は少し怪しいが、台風は去って雨も止んでいた。
天狗岳の頂上を目指して出発。





風が


途中、ぽつりぽつりと雨が降り始め、森の中を抜け稜線に出たら、ものすごい風、雨、霧。

台風は過ぎたんじゃないのか。


稜線なので遮るものが何もなく、風の影響がすごい。
視界も殆どなく、雨と風に翻弄されながら頂上を目指すが、全然上が見えない。
行程でいえば40分も行けば頂上のはずなのに、天候が悪くて先が物理的に見えない。


悪天候で引き返すことを検討し、ちょっと先まで行って何も見えなかったら帰ろうという話になった。

そして、そのちょっと先に頂上があった。





あやややや


天狗岳登頂。昨日、山小屋で一緒だった人たちもいた。
天候が悪いのでハイテンションかつスピーディーに写真撮影を終わらせた後、早々に退散。

時間的には山小屋と頂上の往復で4時間弱くらいだろうか。


何とか山小屋にたどり着くと、雨も止み天候も回復していた。





雲上の湯


そしてもう一つの目的地、雲の上の湯へ。
ここは日本でいちばん標高が高い露天風呂である。山小屋の近くにあるが、先日は天候で断念していたのである。


山の中の沢の近くにポンとあり、もちろん脱衣所などはなく、外から丸見えと野趣溢れる温泉である。
(登山道からは外れているので見えない)


温泉に備え付けられた木の板の上で、大自然の中で軽やかに全裸となり温泉に入る。
湯は白く、ぬるめで長い時間入れる。

解放感と景色は最高である。山の中で全裸だし。




そして下山し、ラーメン二郎を食べて無事に帰宅した。

今回同行した同級生4人が集まるのは、高校卒業以来だった。
当時と殆ど変らないノリで、とても楽しい山行だった。


また機会があれば一緒に出掛けたい。