まさかそこに(挨拶)
高校時代の友人たち4人で2泊3日の八ヶ岳登山へ行ってきた。
この4人が揃うのは高校卒業以来。高校以来会っていないというメンツもいて、大興奮。
意気揚々としていたら、まさかの台風直撃。
そんな天の祝福を受けつつ、台風直撃の日は避けるよう登山の日程を変更することに。
本当は縦走の予定であったが、2日目に台風直撃の予報だったので、初日は日帰りに。
そして2日目は途中の山小屋まで行き、3日目は予定通り天狗岳を登るというプランに。
初日は赤岳登頂が目標。
台風は接近しているが、雨は降っていないし風も大したことはない。
もののけっぽい
今回の八ヶ岳(赤岳)の登山道は今までに無い雰囲気だった。
湿度が高いのか、岩や倒木が苔むしていて、ところどころキノコも生えていて、幻想的な世界を思わせた。
2時間半ほどあるいて、行者小屋へ到着。
行者小屋にはすでに10人以上の人たちが休んでいた。ここにはトイレがあり、水の補給もできる。
売店もあり、おでんが名物らしい。
文三郎尾根ルート
行者小屋を過ぎてから、勾配はきつくなってくる。
急な階段がいくつも現れ、グングン高度を上げていく。
分岐点へ到着。
ここからは鎖を掴みながら岩を登っていく感じである。
といってもそれほど怖くも難しくなく、ここまでくれば山頂はもう少しである。
無事に赤岳山頂へ到着。
ここまで4時間半とゆっくりペースで登った。
ただ風がそこそこ強く、霧も濃くて視界はかなり悪い。
ハイテンションで記念撮影した後、赤岳頂上山荘へ。
本当は宿泊する予定だった山荘。
台風が接近しており、宿泊したら次の日は身動きが取れなくなるので断念。
赤岳の頂上のすぐ下にあり、展望抜群の食堂が自慢。
霧で視界0だったのが残念。
この山荘の名物らしい、赤いカレー。
中辛と激辛があり、激辛を選択。みるからに辛そう。
食べてみるとトマト味が効いていて、思ったよりマイルド。
辛いは辛いけど、おいしく食べられた。
山小屋には登山を題材としたマンガが沢山置いてあったが、その中に『ハクメイとミコチ』が置いてあった衝撃。
とても面白いので、皆様もぜひ。
諏訪湖では花火が
赤岳頂上山荘で昼食を取り、下山。
この頃には風も強くなっており、風の影響が強い文三郎ルートを避け地蔵尾根にて下山。
岩が湿って滑りやすく、勾配も急だったので慎重に下りていく。行者小屋まで行けばもう安心。
無事に美濃戸口へ帰り着き、諏訪のホテルに宿泊した。
登山の行程は、休憩も含め9時間ほどかかった。
時間は長くて体力は必要だけれどそれほど難易度も高くなく、色んなルートがあり、山小屋も多くて登りやすい山だと思った。
人気なのも分かった。
霧で視界が悪く、展望がまったく無かったのが残念。
続きはまた次回の更新で。