「岳」をみてきた

行ったら死にそう(挨拶)




今日は映画が安い日なので、『岳-ガク-』を観てきた。

原作のファンなので、前々から気になっていたのである。



感想。
面白かった。


まず思ったのが、山がとても綺麗だということ。高い山なんて登ったこともないし、それこそ写真やマンガでしか見たこと無かった。
劇場で雪山や雲海からぽっかり出る山々を見ると、別の世界のように思えた。山が好きになる理由が少し分かった気がした。



そして内容。
一言で言えば、久美ちゃんの成長のお話。本来の主人公である三歩より目立っていた。
久美ちゃんが山岳救助隊に配属され、人の死に触れたり葛藤したりして、救助隊員として成長していくっていうのが大まかなストーリー。



原作のエピソードを繰り返しつつ、映画独自の解釈もありつつ。
基本的に原作遵守なんだけど、違う部分も結構ある。(いくつかの話が混じっていたり、設定自体変わっていたり。例えば正人が三歩の先輩になっていた)



小栗さんは自分の中のイメージの三歩とは違ったけど、深呼吸して「(山の)空気がうまい」という所を見て「三歩だ」と思った。おおらかで人懐っこい感じが良かった。
山小屋のおばちゃんはビックリする位イメージ通りだった。声とかしゃべり方とかもう想像のまんまだった。



所々ツッコミを入れたくなる所もあるけれど、ドキドキしたり感動したり景色に見ほれたりスパゲティを食べたくなったり、いい映画だった。


あと気付いた点として、見ている人がおじちゃんおばちゃんが多かったということ。
多分、登山好きの人が見に来たのではなかろうか。隣に座っていたおばちゃんが「あれは槍(槍ヶ岳)だわ」って言ってた。


山登りしてみたい。








映画館にあったザボーガー


前に来たときはタチコマだった。メカを置くスタンスなのだろうか。