自分も踊りたい（挨拶）
東京大学駒場祭で行われた「まるきゅうProject」さん主催による「ＺＵＮ氏講演会」に行ってきたのでレポートと感想をば。
昔、一橋のにも行ったのでＺＵＮさんの講演会は２回目になりました。
今回も抽選に当たったので、悪運が強いのかなと思った次第。
講演会の内容は司会の方との対話が３０分、質疑応答が２０分、締めが１０分の１時間構成でした。
この辺は生放送されていたので知っている方も多いだろうし、放送の内容はネットを探せば出てくるんじゃないでしょうか。
とりあえず簡単にレポート。
開場は１０：３０との事でしたが、私が着いたのは９：３０ごろ。すでに何人かは外で待っていました。そのあと校内をぶらついていたので詳しくは分かりませんが、どうやら開場時間は早まった模様。
受付にいき、身分証を見せ入場証を貰い中に入りました。主催者側は全員コスプレで東方キャラ以外にリンクやハルヒ、武装した警官（？）みたいなのもいました。
１０：３０に会場に入ったら半分ほど席が埋まっており、席は先着順の自由席。そこそこ大きな教室で数百人はいたと思います。
ＢＧＭに東方の曲が流れ、壇上ではコスプレした主催者側の方が慌しく準備をしており、正面にはスクリーンが２つありニコ生の画面が写されていました。
１１時にニコ生が始まり、コメントが流れだすと会場に笑いが。
そして５分ほど遅れて開始し、神主さんが入ってきました。その後の経過は動画の通り。
全体的な感想をいうと、まず１時間は短かかったです。質疑応答も殆どの人が指されず終わりました（これは仕方が無いことでしょうけど）。
あと進行が少々グダグダな印象で、「東方について、同人ゲームのこれからについて熱く語る」的な触れ込みでしたが、対話は基本的に送られてきたメールの質問を読むのが殆ど。どれを読むかも決まっていなかった様子でした。
話題に詰まることもあり、もう少し準備をしておけばもっとうまく進められたのではないかと思います。
ただお話の内容自体は面白く、秘封倶楽部の話題やＺＵＮさんのプライベートなこと、大学生に向けてのメッセージ（同人ゲーム作れとかｗ）など、普段書籍などでは見られないことが聞けたのが良かったです。
あと司会の咲夜さんが可愛かったです。パチュリーさんもなりきっていて素敵でした。
駒場祭自体も非常に盛り上がっており、「まるきゅうProject」さんのダンスは大盛況ですごい楽しかったです。写真を見たらとてもいい笑顔で踊っていた。いいね！
今まで行った学祭の中で１番賑やかで羨ましく思いました。くそう流石だ東大。
このような機会を提供してくれた「まるきゅうProject」さんや関係者の皆様、ＺＵＮさんに感謝。
学生自身に力があるんだろうな。これからも色んな事をしていって下さい。
以下会場で取ったメモ（走り書きなのでいい加減です）
・制作のこと、東方のことを聞いていく
Ｑ，東大どうですか
Ａ，助教授からビールを貰った。茶髪が少ない。
Ｑ，東方のきっかけ
Ａ，ぐぐれ
Ｑ，同人制作の苦労
Ａ，企画が出る→テンションが上がる→１日で飽きる
モチベーション維持のため楽しいことは後に回す。でもあまりやっていない。
Ｑ，なぜ商業から同人に
Ａ，同人にしかできないことがある
商業は売れないといけない
同人はやりたいことが出来る
Ｑ，東方にはなぜ少女しか出てこないのか
Ａ，巫女さんを出したかった
男は出すとガチになってしまう。
男は速くてでかい弾を撃って終わってしまう。あくまで弾幕ごっこ
Ｑ，二次創作から逆に影響を受けることはあるか
Ａ，数が多いと影響を受ける
人気があると出したくなる。人気がないと出したくなくなる。
Ｑ，次回作は
Ａ，未定。冬は申し込んでいない
Ｑ，秘封倶楽部（音楽ＣＤ）の続編は
Ａ，作りたいけど二次創作がたくさんある。考えちゃう
サントラは好きではない。ジャケットを作るのも好きではない。面白くない
面倒（楽しくない）
Ｑ，ここからはＺＵＮさんのこと
Ａ，地ビールを作りたい
ビールを作る免許をとりたい。でも何もしていない
楽しい
Ｑ，ＺＵＮさんの大学生時代
Ａ，ずっと東方を作っていた
受験はしなかった。指定校推薦
受験シーズンはサムスピが面白くて遊んでいた
Ｑ，東大入って満足しているか（ＺＵＮさんからの質問）
Ａ，手を挙げた人は少ない→ＺＵＮさん「ゲーム作ってみる？」
Ｑ，エルシャダイについて
Ａ，発売していないから話すこと無い
Ｑ，ニコ動は見ているか
Ａ，最近は見ていない。昔は見ていた
昔より殺伐としていない気がする
Ｑ，趣味は
Ａ，ゲームを作っている。酒を呑んでいる
仕事とプライベートを分けていない
Ｑ，何歳ですか。
Ａ，３３歳。もうすぐ３４歳。
そろそろ結婚相手を。
相手は三次元がいい。次元は高くないと
・ＺＵＮさんの発言
コスプレさせられるのかと思った
なぜハルヒがいるの
ドナルドみたいな気持ち悪いのがいる
〜ここから質疑応答〜
Ｑ，いつから創作を始めたか
Ａ，特に意識していない
音楽は大学から。パソコンも大学入ってから
Ｑ，なぜ霖之助という男キャラを出したのか。理由や位置づけ
Ａ，キバヤシのようなキャラを作りたかった
続編は出ない
Ｑ，弾幕はどうやって考えるのか
Ａ，トライ アンド エラー
Ｑ，東方の会話 皮肉の応酬というが、どんな意図があるのか
Ａ，ストーリーとキャラの説明
キャラはみんな捻くれている
Ｑ，大学時代に何があったのか（作品の質的に）
Ａ，特に無い。何とかなる
Ｑ，酒豪になった時期
Ａ，昔から呑んでいた。息をするように呑んでいる
Ｑ，秘封について
Ａ，特に細かい設定は考えていない
Ｑ，大学で学んだことで１番役に立っていること
Ａ，授業では特に無い。単位がギリギリだった
時間が自由
Ｑ，東方のウデは
Ａ，ノーコンクリアは無理（ルナ？）
金閣寺は運ゲー。ダブルスポイラーではさらに運ゲー
はじめからそのように作った。
Ｑ，オススメのお酒は
Ａ，ビール
冬は熱燗
Ｑ，なぜ東方が急に人気になったのか
Ａ，自分が知りたい
長く続けることは必要
Ｑ，風神録のとき、東方をやめると言っていたがなぜか
Ａ，封魔録のときに言った。時折（そういうことが）くる
（風神録のときは）休むと言っただけ。リフレッシュしないといけない
休みたかった
地ビール作っても東方
〜質疑応答終わり。ここからＺＵＮさんの発言〜
・大学生のつぶやきを見ていると就活の話題が多い
・就活のための勉強は役に立たない
・楽しいことをやれ。自分を変えたり
・同人ゲーム作れ。横のつながりが大きい。モテルよ、１０割方男だけど
・昔はゲームを作っている人は同じ人しかいなかった
・同人ゲーム業界は盛り上がっている
・３Ｄも盛り上がってほしい
・ＺＵＮさん「このなかで同人ゲームを作っている人はいますか？」
・そこそこいる
・（同じ学内では）潰し合うのでは
Ｑ，最後に一言
酒は呑んでも呑まれるな
