娘さん、お母さんをボクにください

もはやコント(挨拶)


バイト先のお昼休み。昼食を取りつつ、ダラダラとお話をしていた。
そこで聞いた先輩の母親の話が面白かった。



バイトの先輩の母はコスプレが好きらしい。アニメ系じゃなく、着ぐるみとか。

ある日、先輩が実家に帰ったとき。玄関を開けると、そこにはウサギちゃんがおったそうな


「○○ちゃん、おかえりピョン!」


よほど嬉しかったのか着ぐるみを着た母上がお出迎えして下さったようで。
なぜ着ぐるみがあるのかは置いておいて、とても可愛らしいお母様ですねボクに下さい。


それを見た先輩は玄関を閉めたくなったそうな。




母「もう、こんな格好でラーメン食べるの大変だったんだから!」


先輩「いや着なくていいし。ラーメンも食べなくていいし」


ずっと着ていて待っていたようです。完全にギャルゲですね、羨ましいです。



「そう、それにさっき間違えて宅配便の人を出迎えちゃったよ!」


タイミング悪く(良く?)宅配便の方がいらっしゃたそうで、先輩と間違えて出迎えちゃったと。


「おかえりピョ・・・あ、はい。ハンコですね」


宅配便の方はとても複雑な顔をしていたとのこと。






あと元旦の朝。先輩が起きて台所に行くと、そこにはタイガーマスクがいたと


「あけましておめでとうございます」


母「あけましておめでとうございます」


「・・・もしかして寅年だから?」


「うん!」




とりあえずギャルゲのママは実在していると分かりました。
夢は諦めなければ叶うんだと心強く思いました。娘さん、お母さんをボクにください