苦手なもの

ピザうめぇ(挨拶)




自分は出されたものは何でも食べる。というより意地でも残さないタイプである。
何か食べ物は残しちゃいけないっていうのと、特に好き嫌いがないっていうのが関係している気がする。


しかし昨日、苦手なものがあったことを思い出した。それは「カツ丼」である。
なんだか意外なものだという気がするかもしれない。トンカツも玉ねぎも好物であるが、カツ丼になると駄目なのである。



小さいとき、ドラエモンのジャイアンに影響されてカツ丼にハマった時期があった。定食屋に入ったら兎に角カツ丼。絶対にカツ丼。余りに喜んで食べたせいか、出前なんかも取ってくれるようになった。それほど大好物であったのである。



しかし余りに食べすぎて、あるときその「好き」が反転してしまったのである。
なんというか、カツ丼の味がまったくダメになってしまったのである。


あれほど喜んで食べていたカツ丼が全然食べられなくなってしまった。好きだった反動は大きく、見るだけで吐き気を催すぐらいにまでなってしまった。卵丼をカツ丼を勘違いして吐いたこともある。

おそらく周りの人は「あんなに好きだったのに」と不思議に思ったに違いない。自分でも不思議で今でもその理由は分からない。




なぜそんな事を書いたかというと、昨日の晩御飯にカツ丼を作って食べていて「ん?何か吐き気がするぞ。・・・あっ、そういえば」って思い出した次第にて。無論完食




とりあえず自分の中では吐き気がしても美味しく頂けるということが分かった。
今でもよく食べた青海苔のかかったカツ丼を思い出し味が口の中に広がりウエッとなる。でも出されたら美味しく頂く。
自分の中ではトラウマより「全部食う」という意思の方が強いようだ。


嫌いではない、苦手なのである。食えるけど吐き気はする矛盾。
なぜだろう、いろいろと不思議だ。