東京国立博物館のスリランカ展

山の紅葉みてぇ(挨拶)




今日は上野の「独立行政法人国立文化財機構 東京国立博物館」に行ってきた。なげぇ。
今回はここの職員(ウチで講義してる)の付き添いでっせ。





スゲー束。幾らになるだろ(ジュルリ



目的はスリランカ展。首都はスリジャヤワルダナプラコッテ。なげぇ。
なんでも世界でスリランカを扱う展覧会は初だとか。あちらの国が世界に文化を発信したく、依頼してきたそうな。東京は、世界で最も博物館の集客率がいいそうだ。




中身は仏教美術だった。仏教国だったんだな。日本の仏像の顔の形が違い、あと座禅であぐらをかいてない。大体一緒だけど、重ねるのは足の部分だけなのだ。それが勇者のポーズらしい。カッチョイイ。名前が。

あと女の人の仏像も多かった。しかもボンキュッボンのナイスバディ。絵画なんておっぱい隠してませんからね。素晴らしい国だ。



個人的に気になったのは、見事な彫刻が施されている小便器。


便器に装飾を施すってのも面白いけど、用途が分からないのだ。和式トイレみたいに屈んで使うんだけど、使う向きが不明。彫刻の方向で座ると溝が殆どなく飛び出してしまう。逆だと溝も大きく狙いやすいんだけど、逆だしね。教授曰く「議論になって、決着はついてない」そうだ。
日本を代表する学芸員集団を惑わすとは、すげぇぜトイレ。




その後にインドや中国の美術も見たんだけど、やっぱ仏様の顔がそれぞれ違う。面白いね。





本館。二階の沢山あるシャッターは、貴賓室の窓。皇室の方々が来られたら開けるそうだ。その先には皇居がある。



ちなみにこのスリランカ展は、スリランカ情勢が悪いため中止になりかけたそうだ。そういった例は過去にもあったらしい(モノが届かなくなってしまう)。
外国政府の依頼を受けてとか、ここの学芸員の話(教授)の話を聞いてるとスケールがでかくて楽しいね。機会があったらこの博物館行ってみて下さいな。


(ってか日本最大の博物館なのに知名度低いのは何故だろ。大英博物館とかルーブルは知ってるのにねぇ)






実はこっちに行きたかったってのは秘密だ