例大祭8 戦利品レビュー

今年の台風早い(挨拶)



深夜のテンションで何を思ったか、例大祭の戦利品のレビューがしたくなったので書きます。拙い文章ですが、どこぞのウンコが書いたトイレの落書きだと思ってご容赦下さい。


まだ読んでない本は沢山あるのですが、とりあえず2冊をご紹介。




左から順に




・サイチル『ポイントカードお持ちですか?』


pixivでサンプルを見て是非とも買おうと思っていた作品。
表紙は紫さんですが、メインは蓮子です。蓮子がバイトするコンビニに紫さんが来て、ハプニングを起こすドタバタコメディな4コマ漫画です。


何が良いかって、蓮子が可愛いんです。客のオヤジを殴ったり店長を脅したり、一方で妖怪連中に振り回されたり問題を起こした紫さんを庇ったり。
蓮子の魅力が余すところ無く、もうこれだけで予選1位通過は硬いです。


蓮子だけでなく、紫さんをはじめ八雲一家の面々や幽々子様といったほかの登場人物も皆可愛い。愛らしいのにちょっと黒い橙とか抵抗できません。
しかもギャグまで面白いなんて、もはや飛び道具ですね。


そしてギャグだけで終わらず、最後には秘封漫画らしいひとスパイスも効いて、もろ手を挙げて降参します。
既刊本も面白かったので、このサークルさんには3年間ほど購読を申し込みたい。また蓮子描いてください。足とか舐めますんで。





・武者プルーン『嘘つつみ20ミクロン』


みんな大好き武者プルーン、兎沢先生の新刊が満を期して登場です(テンプレ)。

今回の本は、てゐさんが年老いて死んだ兎の骨を、にとりと一緒に海へ撒きに行こうとするお話。


個人的に漫画には2種類あって、それはトイレでウンコしながら読める本とそうでない本です。この本は後者。

うさぎさわ先生の本は、その不可思議なアナログのタッチで描かれた、得体の知れない世界観に毎回引き込まれます。ウンコしながら読んでいるとウンコごと色々持っていかれそうなので、シッカリ落ち着いた状況で読みます。


話を戻して、このお話の第一印象は「優しいてゐさんのお話」です。
てゐはイタズラして迷惑ばかりかける腹黒いキャラとして描かれる事が多いのですが、この本のてゐさんは優しい。あと愛しい。さすが先生、伊達にお風呂に一緒に入ろうとするだけある。


あと兎先生のお話は、出てくる要素の裏に何かしらの思考が張り巡らされている感じがして、それを毎回考えるのですが大抵分からず不貞寝をするのがいつものパターンでした。

今回、本文に「オブラート」(薬を包む紙。あれそのもの)が出てくるのですが、それはてゐさんを表しているんだなと分かり、少しスッキリ。


他にもてゐさんと死んだ老兎の関係とかコーヒーミルだとか、気になる要素があるのですが、何なんでしょうね。誰か読んで分かったら教えてください。もし本人がここを読んでいたら、ファイレクシアでシールド戦やりやっしょう。


読み終わったら暖かい気持ちになる本です。毎度のごとく、中の世界に引きずり込もうとする吸引力のようなものがあるので精神力を使いますが(当社比)、何か満足感があります。
そうそう、にとりも可愛い。ちょっといっちゃったマッドサイエンティストみたいなクリクリお目目がプリチー。





そんな感じでレビューでした。思ったことを書きなぐっただけの文でお目汚し申し訳ない。気が向いたらまた書きます。作家さんが不快な思いをしたら泣くっきゃない。

面白い本が知りたいので、みんなどんどん紹介文を書くといいよ。