江ノ島なんて来るのは何年ぶりだろう

恋人がターゲット(挨拶)




「16日に鶴岡八幡宮で奉納の儀式みたいなのがあるから見学会しようか」


部長のたまふ。



う〜ん、去年も鎌倉に行ったらしいけど、色々と酷かったらしいからな。
お金もかかるし、今何かと忙しいし



「まあ、殆ど自由時間なんだけどね」



ふ〜ん











江ノ電乗れるじゃん


詳しくは『鉄子の旅』6巻を見て。
江ノ電江ノ電



1日乗車券を買って乗った。

おお〜、本当に家と家のスキマを縫うようにして走っている。

途中路面電車にもなったりして楽しかった。スゲェ、車と車の間を走ってる!バスみたい

地域に溶け込んでいる感じが強いね。


あと印象に残ったのは
駆け込んでくる人達がいて江ノ電は一回閉めたドアを開けて待っていてくれた事。


乗ってきた人「すみません、みなさん。お待たせしちゃって」


向かいに座ってたおばちゃんは笑ってた。良いね





ここで鉄子編は終わり




ここからは







すみません、饅頭をバラで2個ください

うん うまい 軽くてあたたかい




これが江ノ島丼・・・か

こりゃあさざえか



詳しくは『孤独のグルメ』(以下略


饅頭は白と茶色、それぞれこしあんつぶあんで合わせて女夫饅頭、か。
実は一回間違えて違う店で買っちゃったんだけど、そっちの方が美味しかった。というかあの饅頭はすんごい美味しかった。

江ノ島丼はまんま親子丼のさざえ版って感じだった。





やっぱりこういうとこで食う物に文句言っちゃいけないぜ

(ちなみに魚見亭って店。島の裏側の方にある)



しかしこの江ノ島は雰囲気がいいね。




海が近くて斜面が急で、階段がいっぱいで。狭いところに小さい店がひしめいていて。
こういったところじゃないと見れないなぁ。





すごい数だろ。トンビなんだぜ、これ

カラスじゃないんですよ。猛禽類をこんなに近く、かつ大量に見たのは初めてだ。





いらっしゃいませ




あれ、だれもいないのかな



胸が震える。超触りたい。というかスンゴイ手触りがナイスだった。


ちなみにここは「エスカー」乗り場。(みょんに格好つけている名前だ)

上にエスカレーターで行けるんだけど、実は歩いても大して変わらない気がする。



いやぁ、ネタの為に来たんだけど予想以上によかった。

昔一回来たことあったんだけど、途中で引き返しちゃったからなぁ。小学生くらいだったか





鶴岡八幡宮の(本来の)メインイベント

というか江ノ島で店探しに手間取って、間に合わず遅刻した。てへ☆


これは御鎮座記念祭といって800年以上の歴史がある由緒正しき行事らしい。


「へっ、ウチの地元の神社は2600年以上の歴史があるわい!」

てバカにしてたけど、見事に裏切られた。


低い祝詞の声に篳篥の物悲しげな音色
焚き火から出る火の子が高く昇り
その中で白い装束を着た宮司が舞を踊る
寒く透き通った夜空には半月
イチョウの葉が焚き火の光を反射して、夜桜に見えた。


幽雅だ。


というかイチョウは本当に驚いた。
「こんなに寒いのに何で桜がっ!」って終わった後確認に行ったほどだ。
何かそんなありえないことを信じさせるような雰囲気があったのだ。




ってあれ、今回はネタで行ったんだよな・・・?



動機はともあれ実に良い見学会だった。

考えてみれば鎌倉って言ったら古都の代表格じゃないか。ナゼ今までスルーしてきたんだろう。
また行きたい。