お仲間に(挨拶)
今日は部活で古民家の見学に行ってきた。我が部が毎年行っている行事だ。
自分は去年行ってなかったので始めて、かと思いきや同人誌の背景探しに1度行ったので手馴れたもの。
簡単な感想は前回書いたので、今回は違った視線でレポートをば。
名づけて「個人的に面白かった英訳ランキング」
この施設のものには英語の説明文も展示してありまして、その中から個人的に面白かったものを勝手にランクアップしてみます。
第3位
Kabuki Stage(船越の舞台)
舞台=Kabuki。固有名詞なんか関係無い、舞台は全てKabukiの為に存在するのだ。そのフランクさが西洋っぽくて非常に素敵でな訳でありました。
第2位
THE SIX JIZOS(六地蔵)
お地蔵さんというと、非常に古めかしく渋いイメージが湧きがちですが、横文字にしてみたらあら不思議。下北沢辺りで活躍しているバントクラブっぽいNOWなイメージに早変わりです。
横文字はカッコイイ、今だ西洋コンプレックスから抜け出せてないなと思い知らされた単語訳でありました。
第1位
A SMALL STONE SHRINE(Inari God) 石祠(稲荷社)
石祠を小石みたいに言いやがる事は許せませんが、見てもらいたいのはその後。
Inari God、イナリゴッドです。何か神々しさがUPした様な錯覚を覚えさせます。
ああなるほどな、とすんなり理解できる訳文ですが何故か感じるこの違和感。インパクトはSIX JIZOSに譲りますが、この後を引く余韻がまるで能の世界のよう。
その魅力は留まる所を知らず、我が部員の間ではしばらく「Inari God!」「Inari God!」と摩訶不思議な挨拶が交わされることに相成りました。
さあ、皆さんもご一緒に朝起きたら「Inari God!」、学校の先生に「Inari God!」、道行く人々にも軽やかに「Inari God!」と連呼致しましょう。
あら不思議、お稲荷様のご加護と共に何の変哲も無い日常にさわやかな一筋の風が吹き込んでくることでしょう。ええ、寒いっすね
なんというか、物の見方をちょっと変えるだけで世の中新鮮に見えるなと感じました。
というか全部固有名詞じゃないんか!?ロックマンを岩石男って言っているのと同じじゃん!
とりあえず、外国人の方には日本をしっかり見ていただきたいものです。