感動したいならパソゲを(挨拶)
かな〜り遅くなったけど、自転車で茨城の実家へ帰った記録を書いてみる。
行ったのが3日だから、もう1週間たつね。ぐぁ・・・。
今回自転車で田舎に自転車で帰ろうと思ったのは
・GWだし
・一度やってみようと結構前から思っていた
・お金が無い(節約)
といった理由から。
まず準備をした。自転車を店に持っていって整備してもらったり、安全のためのフラッシュライトやらサイクルメーターを買った。それでお金が無くなった。
・・・・・・・・あれ、何かオカシイネ
ちなみに決まりごとも作った。
一つが節約なので、使うお金は100円までとする(小銭がそれだけだったから)
もう一つが行ってみたかった3箇所に寄るといったものだ。せっかくだしね。
朝5:00、東京のアパートを出発。おむすび2つを握って持っていった。水はペットボトルを持っていって公園で補給。
まず渋谷を通った。チャラい男どもが女子に手を振っていた。こんな朝からご苦労様なこって。
国会議事堂に寄った。棒を持った警備員が沢山いてビビった。
次に皇居へ。自転車は入れなかったので遠くから見た。何となくひれ伏したくなった。
そして晴海通りを進み
第一の目的地、東京ビッグサイトへ。
ついに自分の足(+α)でココへやってきた。ひれ伏したくなった。
今日も人が沢山居た。何かのイベント(ドリームパーティー)があったのだろう。
道も聞かれた。「今日、ここで催し物があるんですよ」
オタ仲間だった。
記念に逆三角の下のファミマでチョコを購入。これが唯一の買い物。
あとは海沿いに茨城へ向かう。サイクルショップの人が言っていたコースだ。
しかし道が悪い。歩道橋がいくつもあって何度も上り下りしなければならなかった。
そして某ネズミーを通過。ここも人だかりが。この時期は一番行っちゃ駄目。
途中あった谷津干潟で昼食。おむすび1つ消費。
競馬場を通り抜け、花見川へ。ここから北上。
偶然選んだルートだったが、ここは良かった。サイクリングロードになっていて走りやすいし、何より風景が良い。
川には釣り人、畑でおっちゃんが談笑してて、向きを変えれば田んぼや森が広がる穏やかな景色。おそらく今回の旅で1番。もえた。
そして296号線に合流し、進む。
第二の目的地、印旛沼へ。
名前を聞いたことあったので来て見たかった。確か巨大アスレチックに挑む筋肉風味なテレビ番組で知った。
ここもサイクリングロードになってて走りやすかった。水辺はやっぱり良い。
京成佐倉駅に着いて、そこから線路沿いに進む。基本的に大通りは嫌いなのだ。
この線路沿いも凄く良かった。ほらこの商店。激もえ(このセンスについてこれるか)
そして最後の目的地、成田山へ。
名前を良く聞くから来てみた。デカイお寺さんだ。小さい頃よく来たそうだが全く覚えていなかった。
ちなみに成田でタイヤがパンクした。伊達にネタ人生を歩んでない。修理キットは持ってきていたのですぐ修理。
ここで2個目のおむすびを食べた。また川沿いね。川好き。そのせいでパンクしたんだけど。
ここからはひたすら51号線を行った。
この辺には既に消耗しきっていて、平らな道でも押して歩くぐらいになっていた。
元々体力はないし、いきなりの長距離。暑い。お腹も空いた。
進むことも戻ることも出来ないので、飛行機が真上を通るポイントを探して撮影。
飛行機の塗装の剥げまで見えた。流石だ空の玄関口成田。
その後、ヒイヒイ漕いでたら隣になんと痛車が現れた。美少女が横側にプリントされてた。
ヤル気UP。すんごいペースがあがった。
なんとなく知っている地名や景色が見えてきてなんか安心した。
コレが茨城だ。うん、素晴らしい。
しかし実家の隣町で遂にストップ。動けねぇ。
ふとバッグに入っていたカロリーメイトを思い出し貪った。美味しかった。
同人誌即売会用の非常食だ。聖地巡礼の効果か。
ただ水が無かったのでむせた。
そして遂に我が故郷へ。神社に参ったあと帰宅した。
「疲れた〜」
とりあえず母上には黙っておいた。
親父様がチャリが増えていることに気付き、ばれた。驚かれた。
親戚にも報告。驚かれた。面白い。
そんなこんなで終わった長い帰省の旅だった。
走行距離は163km、時間にして14時間。うっひょ〜
分かったことは、道路は自転車を無視している、「OOまでウンkm」っていう標識は3kmごとに更新される、大通り沿いには公園が無い、あとメシはちゃんと食べたほうが良い等など。
暑くて疲れてお腹が空いて喉が乾いて。
辛かったけど何とかなった。
知らない風景に会うのは非常に魅力的だった。花見川と佐倉にはまた後でじっくりと回ってみたい。
ちなみに次の日、自転車に乗ったらタイヤの空気が抜けてベコベコになってた。
どうやら走っている時は疲れきっていて気付かなかったらしい。
(100円ショップのボンベでは空気が入りきらなかったようだ)
なんてこったい。
歴戦の跡。時計の形がクッキリだ