切れぬものなどあんまり無い(挨拶)
日本刀とは何か
それは技術である
世界最強の武器
折れず曲がらず錆びず
現代の最新技術を持ってしても日本刀は作れないらしい
まさに職人の魂が生み出し
日本が世界に誇る技術力の結晶である
日本刀とは何か
それは美である
斬る為だけに特化されたその機能美
鍛え上げられたハガネの輝き
それは見るものを妖しく魅了する
日本刀とは何か
それは心である
日本の皇室は慶事の際、刀剣を贈る風習があった
父は嫁ぐ娘には小刀を持たせ、一生の幸を願った
ある旧日本兵が親切にしてくれたアメリカ兵に刀を贈ったという。
そしてそのアメリカ兵は後、日本人にとっての刀の意味を知り、長い年月を経てもその刀を返したという。そんな大切なものを受け取れないと。
日本刀とは何か
日本人そのものである
今はその刀が手軽に手に入る。
日本刀としてではない。包丁としてだ。
日本刀が廃れた後、刀鍛冶は包丁を作り始めた。
平和な時代に刀は要らない。彼らは生活のための道具を造る事になった。
刀が消えても技術は消えず。
鍛冶職人の造る包丁はその材料、工程、技術、全て日本刀と同じである。
七五三の守り刀、橋の竣工式のテープカット、船の進水式の斧
刃物は縁を切るものではない。「魔を切る」のである。
そんなことを浪人中に知った。無性にそんな包丁が欲しくなった。
そして今日、その包丁が届いた。
20才の記念として。大学入学の祝いとして。これからの生活の繁栄を祈って。
とりあえず紫で清め、榊と御幣(+α)で祭った。これからヨロシク。
というか
2ヶ月も包丁無しでよく生活していたな自分(;´Д`)
鍋を買ったのも2週間位前だしね
sunsonは自炊派です。外食もしないしカップメンも食べません。
どうしていたかって?
手でちぎってた
これからはもうチョッとスマートに生きられそうです (((´・ω・`)