新宿伊勢丹へ

とける(挨拶)



朝方に東京の新宿を歩いていたところ、とある店の前に沢山の人だかりが。
そこは新宿伊勢丹。老舗百貨店です。


とくにイベントがあるわけでもないのに、いつもこんなに人が並ぶのかと驚いたのと同時に、ちょっと入ってみたくなりまして。
こんなに人が待つんだから、伊勢丹は凄いに違いありません。

少し待って開店直前、中から女性の店員さんが2名出てきて「ようこそお越しくださいました」的な挨拶をします。日本語と英語で。まさかの二か国語ですよ。この時点で圧倒されます。


そして開店。当然のごとくスーツでぴちっと決めた店員さんたちがお辞儀をして迎えてくれます。どこのお店もです。


とりあえず一番見ていて楽しそうな食料品売り場へ行きます。食品販売店の人までお辞儀です。すごい。
全国の名品を集めたお店では、本当に各地の名産品のお土産が売っていました。
ガイドブックや旅行先で一所懸命調べて買ったものが、ここでは普通に売っています。本当にいいものを揃えている、ほんとすごい。



少し洋品店を覗いたら、そのオシャレさと値段にビビり、伊勢丹の力を思い知らされました。
帰ろうと店の外に出て振り向いたら、ふと気づきました。


「屋上に木が生えている…?」


もしやここ屋上に何かあるタイプのお店ですか。
気になってまた伊勢丹へ逆戻りです。





伊勢丹の屋上はアイ・ガーデンという、ちょっとした公園みたいになっていました。




まるで植物園


色んな植物が植えられ、蜂が花の蜜を吸っていました。こんな大都会のビルの屋上にこんな空間が。

芝生では子供たちがはしゃぎ回り、広いビアガーデン的なスペースもありました。

伊勢丹創業者の銅像や神社もありました。


そんな中、もっとも気になったのがこれ。





この看板です。
この言い回しがとてもいいですね。餌やりは禁止だけど、うっかり落としちゃうのは仕方がない。

流石伊勢丹。ちょっとした気配りがこんな看板にも見て取れます。



今まで入ったことが無かった伊勢丹。接客、品ぞろえ、所々のおもてなし。老舗百貨店の力を思い知らされました。