蔵王に行ってきた

最近休みの度にどこか行っている(挨拶)




友人と二人で蔵王温泉に行ってきた。
温泉行きたいなという話になり、適度な遠さ、高速無料(罹災証明があるので)、温泉が強酸性という珍しさ、紅葉が見ごろ等などの理由で蔵王温泉に行くことになったのである。







おんせんっ



朝6時過ぎに出て友人の運転で大体6時間、途中SAで寝たりしながら蔵王温泉に到着。

入ったのは蔵王大露天風呂という、そのまんま200人くらいが入れるという露天風呂が売りの温泉。



ここが凄いのは、その広さだけでなく温泉が谷の合間にありすぐ横が川だったりする環境。
周りは山で野湯に近いワイルドさがあるし、自然の中にちょっと建物を建てて温泉にした感じなので、よく見ると通路から温泉が見えちゃったりする。男風呂だけど。


しかも水道や洗面台などはなく、あるのは本当に露天風呂のみである。かけ湯をして温泉に入り、出るときはそのままなので体が硫黄臭くなる。
もともと硫黄のにおいが強い温泉なので、ホテルでシャワーを浴びるまで延々硫黄臭を発生させることになる。



しかし景色がすばらしかった。大きな湯船が二段あり、成分が固まって緑のかかった乳白色をしている。
その色の濃さは今まで入った温泉の中でダントツである。その姿が幻想的で、周りの紅葉との対比とも合わせ凄く綺麗。出るときは名残惜しく何度も振り返った。

お湯はトロリとした泉質で一日肌がスベスベだった。


中は(当然)写真撮影禁止なのが残念だったけど、出来れば写真に収めたかった。









もう一箇所、共同浴場の上湯に入った。無人で入り口の箱に200円を入れるシステム。
中はこじんまりとしていて、脱衣場は4〜5人でもギュウギュウ。こちらも洗面台は無いので湯船に入るだけである。


湯船も小さいのが1つあるだけだけど、建物は新しく木のいい匂いがした。
2〜3人先客がいて、なぜか湯船の外でグダっていた。


湯船に入った瞬間、温度が高く入っていられない事が分かったので納得がいった。
すこしずつ体を慣らし入ったが他のお客も熱い熱い言っていて、数分で上がっちゃう人もいた。


でも見たらそれほど温度が高いわけではなく、酸性が強いのでピリピリしていたのではなかと思っている。その証拠に桶でお湯をかぶっても熱くなく、表示も42度となっていた。
これが酸性の温泉かと思った。








こけし


蔵王の温泉街はジンギスカンの店が多かった。高いので食べなかった。
あとリフトなどの設備が多くあったので、冬はスキーで賑わうのだろう。







ビジネスホテルでは珍しい和室



宿は山形駅近くのセレクトインというビジネスホテル。
1泊朝食付きでなんと3000円ちょい。


建物は古めだけど許せる。あとなぜかテレビが点かなくなったけど気にしない。









お堀の横は民家



山形城跡が夜10時まで開いているとのことだったので行ってみた。
石垣やお堀が残っていたが、敷地内に体育館や野球場がありほとんどは運動公園と化していた。
パトカーが巡回していたのでビビった。



そして寝る前に街中や駅前をぶらついたら、ほとんどが呑み屋や歓楽街で、ちょっと裏道に入ったらスーツを着た客引きが何人も立っていて怖かった。



続きはまた明日。