うつろ舟の展示

いちごだいふく(挨拶)

 

 

 

 

 

水戸市にある常陽史料館に行ってきました。

茨城ではメジャーな地方銀行である常陽銀行の所有している史料館だと思います(名前からして)。

 

 

今回の目的は

 

うつろな

うつろ舟の展示をやっていると知ったからです。

うつろ舟とは、江戸時代に常陸国(今の茨城県)の浜に漂着したと言われる円盤型の舟のことです。

中には異国の美女が乗っていて、舟には3つの窓があり、不思議な文字も書かれていたとのことです。

 

 

まるでUFOのような見た目で、詳しいことは分かっていない謎の舟なのです。ちょっとした浪漫です。

 

 

 

あれが

 

中に入ると、うつろ舟をイメージした美術作品が置いてあり、さらに進むと史料のうつろ舟の紹介がされていました。

展示スペース的にはそれほど広くなく、15分もあれば見終わっちゃうかなという感じです。

 

面白いのは、いくつかの史料があるのに、全て同じ特徴を持っているということです。

実際に見たかも分からないのに、江戸時代に複数の人が書いたもので、同じ特徴で情報が残されたって不思議ですよね。何かしらの根拠があったのでしょうか。

 

うつろ舟には色々な説があって、外国人が漂着したとか、中に入っていたという美女の絵が養蚕の神様と同じ特徴があるから養蚕の信仰と関係があるとかとか。

 

興味深かったです。

 

 

史料館には、他にも貨幣と銀行の歴史も紹介されていて、和同開珎や大判小判などの展示もあり、そちらも面白かったです。

 

 

茨城のちょっとした不思議に触れてみたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。