1週間乗ってみて

にゃんにゃんにゃんの日が(挨拶)

 

 

新しいマイカーとなったスバルのインプレッサ(現行のGT系)について。

噂では良い良いと聞いていたので、とても気になっていた車でした。

 

その肝となるのが、このインプレッサから採用された新しいプラットフォームであるSGP。

これをスバル愛好家であるスバリストが絶賛し、他にも「レオーネからレガシィになったくらいの進化」「前のプラットフォームで十分と考えていた開発チームも驚いた」「SGPインプレッサが出てからレヴォーグが売れなくなった」などなど、かなりの評判。

 

プラットフォームは一度作ったら数世代は使い続けます。それにスバルは規模が小さい会社なので、同じプラットフォームを使いまわしています。

 

 

普通、プラットフォームは車格によって使い分けます。例えば、トヨタのポルテとヴェルファイアは骨格から当然違います。

それが、スバルは上も下も一緒。一番安いインプレッサも、一番高いレガシィやハイパワースポーツモデルも基礎の骨格は共通になっていくのです。

 

ということは絶対に失敗が出来ないのです。このインプレッサがダメなら、スバルすべての車がダメということになる。しかも数世代先まで。

つまり社運をかけて全力で開発がされる訳です。10年先でも一線級で戦えるようなポテンシャルになるように。

 

 

さらに上級の車と同じ車体ということは、エントリーモデルのインプレッサでも性能が良く、コスパも良いということ。

エンジンもCVTも目立ったものではありませんが、熟成されてきた頃合い。エンジンがそこそこで車体が良い車は良い車という噂も聞いていて、とても惹かれました。

 

 

前のマイカーと比べて(車の性格が違いますが)、進む、止まる、曲がるのレベルが断然上がったのがすぐ分かります。

真っすぐ安定して走れるっていうのは、結構難しいことだったんだなと。

段差を超える時も、角が取れたような振動になりコトコトといなしてくれます。

ドアを閉めた後の静穏性も良く、東京モーターショーインプレッサの展示車に乗ったら、一気に静かになったのが印象に残っています。 

 

エンジンの加速もパワーも素直で小気味良いし、ブレーキもしっかりと効いてくれます。運転する度にニヤニヤする毎日です。

 

 

前車より年式15年分くらいの進化があるので、車体だけでなく電子機器の差も歴然。まだ全部把握しきれていませんが、こんな装備もあるんだなと驚いています。

 

 

視界の良さを含めた安全性にもこだわるスバル。

衝突に対しても頑丈なSGPに加え、アイサイトやサイドカーテンエアバッグなど各種安全装備も充実。スバルご自慢の四駆で荒天にも強そう。

 

カーナビ類も動作がスムーズ。USBポートもあり、BluetoothもOK。

 長年ワゴンを作ってきたので、荷室も広め。

 

 

欠点といえば燃費が悪いこと。今のところストップアンドゴーが多いので、リッター10kmは余裕でいきません。

あとざっくりとした印象ですが、カッチリしすぎてちょっと面白みが足りないかなぁ、ってくらいですね。

 

良い車です。しばらく乗っていきます。